お姉さま、……ここ数日の日差し……薄着になってくる季節の到来ですわね……。

薄着になってくると、気になるのが……お肉です……。

ええ、肉は肉でも食べる肉ではなく、我が身の肉です。通称、「はみ肉」です。

え……そんな通称作らなくて良い?

……わたくしだってそう思いますよ。ですが、世の中にはそういう余計な言葉もあるのですよ。パンツのウエストに乗る肉は言わずもがなですが、もっとも気をつけたいのが……あのブラジャーの背中にのったはみ肉……。二十代の頃ってまあ無縁ですが、年を重ねるにつけ……背中は如実に加齢を表します……。別に年をとることは悪いことではありませんが、やはり薄い生地にはみ出た肉の感じがわかるのって……いまいちですよね……。

ということで、毎晩寝る前に軽くストレッチはしているものの、食べ物にも気をつかっていきたい所で、酒肴やおやつもヘルシーに……



赤貧亭


こんなん作ってみました


蒟蒻百珍 十三珍目 【蒟蒻のところてん風】

ところてんって一食にならないのに、結構なお値段しますよね。そして、なかなか国産の寒天でつくったものって売っておりません。

そうときたら、……ええ、国産で安価な蒟蒻で代用するしかないのではないでしょうか。

細身のしらたきで作れば、ぷりっぷりとした食感が美味しく、ところてん以上にさっぱりといただける夏の一品ができあがり。

<材料 一人分>

しらたき 100g、酢 大匙1杯、塩 小匙半分、てんさい糖 小匙半分、薬味


<作り方>

・ しらたきを熱湯で茹で、程良い長さに切り、冷水にさらし熱をとります。

・ 調味料を混ぜ、器に持ったしらたきにかければ出来上がり。

青海苔、白胡麻、溶き辛子とお好みでどうぞ。

……あのブラジャーからのはみ肉って、レディーのおばちゃん度を一気にあげてくれる、恐ろしいアイテムだと思います……。