農業振興策としての生薬の栽培 | ウフフ★ブログ~中南米バックパッカーのその後~

農業振興策としての生薬の栽培

いろいろ、漢方薬のことが書きたいことが
あるのですが、今回はちょっとまじめに、

国産の生薬を栽培して、
ひとつの産業をつくりあげませんか?


って話。

農業を職業としている方とちゃんと
話したことがないので、無下にええやん!
と押せないのですが、

会社を辞めて農業を始めた、Y君とか、
Y君とか、Y君とか、、、どう思われますか(笑)

http://ameblo.jp/itaru-to-the-world/

↓↓↓

最近やぁぁっと重い腰をあげて、
商品となる生薬を選別、注文しはじめました。

そうすると、原産地、品質が気になってくるんですが
あることに気づきました。(遅いって??)

将来にわたる安定的な良質の生薬、数の確保って
想像以上に難しいのかもしれないなと。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
薬局から出されるあの保険適応の漢方薬の大部分が
生薬高騰為、原価が薬価を上回ってるんです。

原価割れ。
あーーー、なんて恐ろしい言葉。

売れば売るほど(出せば出すほど)赤字。
いや~ん、(T▽T;)倒産一直線。

直近の話で言えば、昨年の12月には
上海市の生薬薬価が一斉に値上がりする
ニュース(笑)もあり、値上げが決まったのは
494種類の中医薬で、値上げ幅は平均で44%。

は??

中国でこの値上げは大丈夫なんでしょうか?
ツムラさ~ん、クラシエさ~ん、大丈夫ですかぁ~。

この先、生薬の値段が上がり続けてもどうする
こともできないんですね、今のところ。

生薬のほっとんどが中国で
栽培されていますから。


中国国内での環境悪化や、自国のみならず、
世界でも漢方薬市場が伸びてきていることを
考えると、レアアースのような輸出規制を
いつかけられるかわかりません。

そんな中、素晴らしい農業振興策を
具体化されようとしている方が
いらっしゃるそうなんです!!


昨年末、中医師の受験最終日に大学の校長と
お話する機会があって「生薬の市場」に
ついていろいろ質問していたのですが、
国産生薬のプロジェクトが進んでいるという
話を耳にしました。

波乗りで有名な某島で、農作物から生薬の転作??

私たちに、毎日絶対必要なお野菜やお米。
農家の人たちが一所懸命つくって下さっても
得られる利益って、、????

生薬って、薬だけあって高収益が望めるんです。
そして、食物と同じ社会的貢献度の高いもの。

確かに、栽培するには(有効成分の安定化)
設備とか技術とか大変なことも多いはずです。
ビジネス、産業として成り立つまでに何年も
かかるかもしれません。
それに、歴史的背景もあって日本の漢方薬市場は
西洋薬と比べて小さいです。

それでも世界の市場は伸びていってます。

じゃ、生薬ブームにのっかって
「JAPANESEブランド」で世界に売っていけばいいんです。


このプロジェクトおもしろそうなんで
追っかけていきます!あーーー参加したい。

応援してますから!!

mitsueより