2015年も色々と有難うございました!! | 知られざる いろんなもの

知られざる いろんなもの

日本では殆ど知られていない、海外の珍しいものの紹介。

2015年最後の更新となります。


2015年も、色々とありました。


読者の決して多くは無い弱小ブログではありますけど、

100人の移り気で信念の無い方々からの支持よりも、

1人の信念に基づいてしっかり行動している方からの支持の方が、

断然嬉しいという考え方なので、数は問題にしていません。


Twitterでも、大きな進展がありました。


5月16日に書いた、

エストニアのゆるキャラ、マスコット特集!!

という記事なのですが、Twitterで紹介して丁度4ヵ月も経過してから、

そのツイートが大反響を巻き起こしました(大袈裟かな?)。


Vigri

https://twitter.com/sekaino_ironna/status/610391433162272768


どなたのリツイートが切っ掛けだったのかはよく分かりませんが、

恐らくは、本郷でロシアや欧州の雑貨のお店を営んでらっしゃる、

「ミッテ」さんのリツイートではないかと思います。


で、つい先日、行って参りました。


ミッテ


あいにく店主は不在で、スタッフの方が応対してくれましたが、

まさかのレアものが置いてあったので、かなり衝撃的でしたが、

凄く嬉しかったです。

(バルト三国系クラシック音楽のCDです)


この大量のリツイート&いいね以降、かなりのフォロワーが増えました。


有難いことです。


フォロワーは多いけど、

自分の方からは余りフォローしていない方が、

割と多くフォローしてくださっています。


見てくれている方はちゃんと見てらっしゃっているわけです。






私の「ヴィグリ」(Vigri, Вигриのツイート以降、

「ヴィグリ」の人気が出てきたのか?

ミッテさんが「第8回東京蚤の市」に出店した時、

「ヴィグリありませんか?」

と問い合わせてきた方が複数人いらっしゃったとか。

(スタッフの方談)


とは言うものの、

私よりも先に「ヴィグリ」についてツイートしている方は、

何人もいらしたのです。


既に知られた存在だった筈ですが、何故だか、

私のヴィグリのツイートだけ大量にいいね&リツイートされたのです。


これは恐らくですが、

他にも色々とエストニアのゆるキャラマスコットを紹介していて、

それらもかなり印象的だったので、その相乗効果かも知れません。






その他の人気ツイートもご紹介。


ロシア版人形ムーミン

https://twitter.com/sekaino_ironna/status/660807535205572608


「ロシア版ムーミン」というのは知っていましたが、

お世辞にも余り可愛いとは言いがたい、

スナフキンに至ってはおちょぼ口の、

原作とは最早別物といって良い様な、

極めてクセのある外見のムーミンがありました。


Муми-дол. Всё дело в шляпе


「ムーミン谷」(Муми-дол)シリーズというもので、

画像は、そのシリーズの中の、

「ムーミン谷 ぜんぶ帽子のせい」(Муми-дол. Всё дело в шляпе)

という、1980年に制作されたアニメーションの一場面を示しました。

Муми-дол (серия мультфильмов) - Wikipedia Русский


しかし、人形アニメまで制作していたのは知りませんでした。


人形アニメ版の方は、原作に近いデザインです。


私は、「Муми-тролль и комета. Путь домой」を、

「ムーミンと彗星。帰り道」と訳しましたが、

「ムーミントローリと彗星」「家への道」

という日本語訳の題名が既に出来ており、

「ムーミン」を「ムーミートローリ」「ムーミントローリ」という風に、

オリジナル版とロシア版の名前の区別化を図っています。

Муми-тролль и комета: Путь домой - Wikipedia Русский


「ロシア版くまのプーさん」(Винни-Пух)も、

「ヴィンニ・プーフ」というロシア語原音的な呼びかたが、

一部で普及しています。


私の経験上、ロシアの、「これは」と思うもので、

尚且つ「可愛い」要素があるアニメは、

リツイート&いいねが多く付き易いと思いました。






Kutsu-Juku seiklusi 1

https://twitter.com/sekaino_ironna/status/665060021521227776


4分程の、エストニア初のアニメーション

「いぬのユックの冒険」(Kutsu-Juku seiklusi)1931年

は、無声映画らしいです。


以前から度々、Twitterで出ていたネタですが、

ここまでいいね&リツイートがされたのは、

このツイートしか無いようです。


因みに、エストニア初のアニメーション制作を記念して、

このアニメーションの制作された建物の前の歩道上に、

金属製の記念プレートが嵌め込まれているそうです。


Kutsu-Juku seiklusi 2

Estonia - Paradise of the North: Estonia's First Cartoon - Kutsu-Juku seiklusi






そして、ミッテさんのお蔭で

「2015年 冬のユーラシアバザール」

の存在を知り、そこにも行って参りました。


2015年冬のユーラシアバザール


年2回、夏と冬に開催しているそうです。


経堂の「東京ロシア語学院」で12月3~6日まで開催されていましたが、

最終日に行きました。


興味深いものが色々ありました。


ロシアのDVD、CD、書籍、雑貨、玩具、文具、酒、民族服、

ウクライナのチョコレート、エストニアのウォッカ「ヴィル・ヴァルゲ」、

ジョージア(グルジア)の葡萄酒、ラトヴィアの缶詰などなど・・・。


特に印象的だったのは、70年代に製造されたとされる、

全身オレンジ色だけど目だけ黒いチェブラーシカ(色が剥げた?)。


全国水平社のロシア語による紹介本があったのも驚き。


旧ソ連の軍服?をコスプレした方が陽気に喋っていました。


ジョージアのワイン「ピロスマニ」は、ジュースの様で飲みやすい。


知っていたらかなりのマニアですが、ロシアアニメの

「プラスタクヴァーシナからの3人」(Трое из Простоквашино)

のパズルや、ロシア版「くまのプーさん」(Винни-Пух)の

ピグレットに相当する、ピタチョーク(Пятачок)

の縫いぐるみもありました。


面白かったですね。


土曜日は色んな料理が愉しめた様ですが、

仕事の関係上足を運べなくて残念でした。






お次は、全然それまでとは無関係な話になります。


インドのお菓子「ソアン・パプディ」(Soan Papdi)を購入したので、

食べてみました。


Soan Papdi 1


味は、カルメ焼きに近く、甘ったるいですね。


甘さはもっと控え目の方が口に合いますね。


まあ、外国のお菓子は大味で甘ったるいのが多いとはよく言いますし。


原材料名を控えているので、ここに示します。

砂糖、パーム油、小麦粉、豆粉(ひよこ豆)、アーモンド、

ピスタチオ、カルダモン、(アレルギー物質:小麦、ナッツ類)


Wikipediaによると、「飴菓子」だそうです。

ソアン・パプディ - Wikipedia


Soan Papdi 2


確かに、綿菓子をギュッと凝縮させた様な食感でした。


トルコにも、

似た様なお菓子「ピシュマニエ」(Pişmaniye)がありますが、

これも食べた事があります。






最後に、100年前にはどんな映画があったのか・・・?


紹介して終わります。


https://www.youtube.com/watch?v=-E-kc4Wvsaw


Alice in Wonderland 1

File:Alice in Wonderland 1915 poster.jpg - Wikimedia


Alice in Wonderland 2

Aluce in Wonderland - Citizen Erased Photography


Alice in Wonderland 3


Alice in Wonderland 4

アリスの右側にいる「ウルトラマン」の悪役怪獣みたいなのは、

グリフォン(Gryphon)です。


「不思議の国のアリス」(Alice in Wonderland)

の映画があったのですね!!


アメリカ製で、監督は、W・W・ヤング(W. W. Young)。

主役を演じているのは、ヴァイオラ・サヴォイ(Viola Savoy)です。


1903年と1910年にも制作されていますが、

100年前のモノは初の長編映画という事で、

1915年モノを紹介させていただきました。






そんなわけで、来年も宜しくお願いいたします!!


世界情勢が気になる所ではありますが、

前向きにやれる事をやって行こうと思います!!


それでは皆様、よいお年を!!