知られざる いろんなもの

日本では殆ど知られていない、海外の珍しいものの紹介。

世界中の珍しい、漫画、マスコット(ゆるキャラ)、

アニメ、イベント、音楽、テレビ番組などを紹介します。

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Гибель сенсации (1935) - Кино-Театр.РУ

 

 

Loss of Sensation - Wikipedia

 

【原作】

ヴォロジーミル・ミコラーヨヴィチュ・ウラトコ

(ヴラジーミル・ニコラエヴィチ・ヴラトコ)

(Володимир Миколайович Владко)

【監督】

アレクサンドル・ニコラエヴィチ・アンドリエフスキー

(Александр Николаевич Андриевский)

【制作会社】

メジュラブポム映画

(Межрабпомфильм)

【公開年】

1935年

【時間】

87分(85分という情報もあり)

Гибель сенсации - Wikipedia

 

旧ソヴィエトのSF映画、検索すると幾つも見つかるのですが、

今回はそんなのの一つを紹介します。

 

理想主義の科学者、ジム・リプリ(Джим Рипль)は、

労働者の仕事の効率化のためにロボットを作り出した。

 

ロボットの導入は非常に効果的であり、

資本家はそのロボットを工場の労働者と完全に入れ替えたいと思っている。

 

そのために、労働者たちは反対運動をはじめたのだが…。

 

…って、これは何かで見た様な…。

 

そう、カレル・チャペックのSF小説「R. U. R.」に似ている気がします。

 

というか、ロボットの胸に「RUR」と出ているではないですか!!

 

「R. U. R.」の影響を受けて作られているのは間違いありません。

 

「ロボット」の名付け親は、カレル・チャペックの兄、

ヨゼフ・チャペックであるとはよく知られていますが、

これはつまり「R. U. R.」の翻案作品なのではないかと。

 

しかし、元は「機械人間」ではなく「人造人間」という意味合いで登場した上に、

チャペック自身、

 

ロボットという言葉を生み出したことに少々苦い思いを抱いていたようで、

「歯車、光電池、その他諸々の怪しげな機械の部品を

体内に詰め込んだブリキ人形を、

世界に送り出すつもりは作者にはなかった」と述べている。

カレル・チャペック - Wikipedia

 

とのこと。

つまり、チャペックの存命中から「機械人間」の意味合いとして

「ロボット」の言葉が使用されていたわけですが、

映画「感覚の喪失」からもそれがよく分かります。

 

この作品をTwitterに上げた所、「モダン・タイムス」(1936年)や

「自由を我等に」(1931年)にも繋がると感想を述べる方もいて、

「確かに」と思いました。

 

 

 

 

 

原作の小説について調べてみました。

 

ヴォロジーミル・ウラトコ(1900(1901)~1974)という、

ウクライナのSF小説家、ジャーナリストだそうです。

ウクライナのSF小説の第一人者だそうですが、

その割には日本では殆ど知られていない様な…。

Владко Володимир Миколайович - Wikipedia

 

Ідуть роботарі - Goodreads

 

«Iдуть роботарі» - Лаборатория Фантастики

 

Ідуть роботарі - Чтиво

 

まず、1929年に発表されたのが初出だそうですが、

情報源によっては「1931年」とも出ており、

何故そうなのかはよく分かりませんけど、

まあ、知られざるものの追求をしていると、

こういう「情報源によって内容が食い違う」という事はよくあるので、

「ああまたか」と思えば良いです。

その後、内容が修正されて決定版が1936年に出版されたそうです。

 

題名は「Ідуть роботарі」ですが、

意味合いとしては「ロボットはゆく」という感じかも知れません。

(翻訳に自信はありませんが)

 

それが、1967年に「Залізний бунт」(鉄の反乱)と改題されたそうですが、

ロシア語題「Железный бунт」はそれに因んでいるものと思われます。

(ロシア語とウクライナ語は近縁なので、綴りが似通っています)

 

Ідуть роботарі - LiveJournal

 

[Железный бунт] Владко, Владимир - LibeX

 

更に調べを進めていくと、

「チャペックの『R. U. R.』には基づいていない」

という意味合いの文章がネット上に散見されます。

例えばコチラの頁とか↓

Фильм Гибель сенсации - Вокруг ТВ.

 

「感覚の喪失」Wikipedia頁にもそう出ているのです。

映画の方は、ロボットの胸に「RUR」と出ているので、

明らかにチャペックを意識していますが、

原作自体が「R. U. R.」の影響を受けているのか?

受けているとしたらどれくらいなのかまでは不明です。

 

確かに、内容はかなり異なりますけど、

ロボットが人間の代わりに労働を、

という部分は共通していますね。

 

いずれにしても、非常に紛らわしいのですが…。

 

Железный бунт - LiveJournal

 

そういえばここ最近でも、

ロボットの導入うんたらかんたらという話がありますよね。

 

例えば、エストニアの「無人運転バス」とか。

 

Tallinn introduces driverless shuttle buses - Estonian World

 

3日間試験運転を実施したそうですが、

サイレンを鳴らしているパトカーに道を譲らなかったり、

信号を無視したりといった、ヒヤリとする場面が幾つかあったのだとか。

(まあ今の所はこんなもんでしょう)

エストニアで無人運転バス導入。信号無視するワイルドな一面も - ギズモード・ジャパン

 

80~90年位前に作られた物語ではあるけれど、

今日的問題も含んでいるということで、

紹介するのもタイムリーなのかも知れないと思いました。

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今回紹介するのは、ポーランドの児童文学作品です。

何だか、チェブラーシカに似てる様で違う不思議なキャラですね。

 

まず最初に、そのテレビシリーズをご紹介します。

人形アニメーションと実写の融合です。

 

Wikipediaによると、8話(1話10分ほど)まで制作され、

1980~1981年に放映されたのだとか。

 

監督(Reżyseria)脚本(Scenariusz)を、

ゾフィア・オウダク(Zofia Ołdak)が担当したそうです。

Plastusiowy pamiętnik (serial animowany) - Wikipedia

 

原作は、

マリア・コヴナツカ(Maria Kownacka, 1894-1982)という作家によるもので、

1931年に誕生したそうです。

Maria Kownacka - Wikipedia

Plastusiowy pamiętnik - Wikipedia

 

KOWNACKA Marja Plastusiowy pamiętnik [I wydanie !] - Antykwariat Atticus

最も古い書籍は恐らく↑かも知れません。

(真ん中に余計な灰色の帯&文字が出てますが)

 

原題は「プラストゥシュの日記」(Plastusiowy pamiętnik)となりますが、

主人公の名前「プラストゥシュ」(Plastuś)は、

「粘土」を意味する「Plastelina」をモジった造語のようです。

読書 - poziomkaとポーランドの人々

 

実は1968年に内田莉莎子さんによって邦訳されており、

「ぼくはネンディ」という邦題が付けられ学習研究社より出版、

1976年に「ネンディのぼうけん」と改題されましたが、

その「ネンディ」という名前も「粘土」をモジった造語と思われます。

このセンスには感動を憶えました。

 

ぼくはネンディ - にわとり文庫 - おちゃのこネット

 

アマゾン: Amazon | ネンディのぼうけん (新しい世界の童話)

 

更に、日本版では、

「ぐりとぐら」のイラストで有名な山脇百合子さんが担当しており、

中々良い人選ではないかと思いました。

 

勿論、地元ポーランドでも様々な人がイラストを描いており、

人によって絵柄も大分異なります。

 

Plastusiowy pamiętnik - Kownacka Maria | Książka w Sklepie EMPIK.COM

人形アニメ版を踏襲しているのでしょうけれど、

個人的にアンパンマンっぽくて余り可愛いとは感じません。

 

Plastusiowy Pamiętnik * KWIATKOWSKA ZBOROWSKI CD

これ、可愛くて凄く好きです!!

 

Plastusiowy Pamiętnik. Przygody Plastusia - ambelucja.pl

これもイイですね!!

 

それから、やはりというか、演劇にもなっています。

 

PLASTUSIOWY PAMIĘTNIK – Nowohuckie Centrum Kultury

 

アニメや漫画などの人気キャラクターというのは、大体に於いてですが、

ミュージカルなどの舞台になる事が少なくありません。

ネンディもやはりそうなりましたか…。

 

しかも、ココに紹介したものだけではなく、複数種類の舞台があります。

検索すれば色々と出てきます。

演者の顔が隠れているバージョンとか。

 

というわけで、ネンディをご紹介いたしました!!

 

《追記》

「Plastusiowy pamiętnik」「ぼくはネンディ」「ネンディのぼうけん」

の発表年、出版年が間違っていたので訂正しました。

 

「Plastusiowy pamiętnik」は、初登場(雑誌掲載)が1931年。

書籍化が1936年だそうです。

 

「ぼくはネンディ」の出版年は、

1967年、1968年、1969年と、情報によってマチマチですが、

1968年が恐らく最も妥当だと思われます。

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KomiksBaza.pl - Gąska Balbinka - Wydanie 1

 

監督 : レホスワフ・マルシャウェク(Lechosław Marszałek)

デザイン・脚本 : アンナ・ホフマノヴァ(ホフマン)Anna Hoffmanowa(Hoffmann)

Różne przygody Gąski Balbinki - Wikipedia

 

今回ご紹介するのは、

ガチョウの女の子バルビンカ(Gąska Balbinka)が主人公のアニメーションです。

 

冒頭ではいきなり絵本の画像を出しましたが、

実は元はアニメーションのようです。

 

1959年にモノクロのテレビアニメーションで登場しましたが、

よく見てみると、アニメーションというよりは、紙芝居です。

 

 

物資が乏しかったからでしょうか?

ですが、後にカラーのまともなアニメーションも作られました。

 

 

 

監督を務めたマルシャウェクについてですが、

二人の少年が主人公のアニメーション、

「ボレクとロレク」(Bolek i Lolek)や、

犬が主人公の「レクショ」(Reksio)の監督も務めています。

 

YouTube

 

Fundacja Reksia - Licencja na Reksia

Lechosław Marszałek - Wikipedia

 

更に日本語で調べてみた所、

「バルビンカのぼうけん」という児童書が邦訳されているのを確認。

バルビンカのぼうけん - 国立国会図書館サーチ

 

ヤニーナ・ブロニェフスカ(Janina Broniewska)

という人が作者だそうですが、

もしかしてこの人の児童文学作品が原作なのだろうか?

と思ってWikipediaを調べてみてもよく分かりませんでした。

Janina Broniewska - Wikipedia

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