アドさんの友達のイバリマさん。
のんびりしながら話をしていると、彼の家族はダイヤモンドを掘っているらしい。
「今からダイヤモンド探しに行くか?」と日本じゃ考えられない会話になる。
もちろん!掘ってる所を見に行きたい!と言う事で来ました!
ダイヤモンド採掘場!
ダイヤモンドと言えばお隣の国シエラレオネが有名だが、この国にも沢山埋まっているみたい。
僕がかなり興味ある分野だったので聞きたい事は沢山ある。
映画と同じ世界ですな!
ここは、イバリマさんのお兄さんの土地みたい。
ダイヤモンドを掘ってる周りには畑がありお兄さんは畑仕事をしていた。
掘っているのは、シエラレオネの人もいた。彼らの方がプロフェッショナルなんだろう。
誰でも掘ってもいいかと言ったらダメで、ライセンスがいるらしい。
紛争ダイヤモンドを流出させない為の政策キャンバリープロセスの関係もあるだろう。
じゃあ、どうやったらライセンスは取れるのか?と言った質問はアドさんの通訳不足で理解出来なかった。
「ここで取れたダイヤモンドは購入出来る?」と聞くと、可能みたい。
キャンバリープロセスはあるが、石として購入し、日本に持ち帰る事も可能!だけど、金は書類がいるらしい。
これは、実際に日本に仕入れているギニア人に聞いた。
だから、逆に僕でも買えるんだからキャンバリープロセスはあっても違法ダイヤモンドは流通している可能性は高い。
また、紛争ダイヤモンドでなくても、ダイヤモンドが大きな軍事費になっているというウワサもある。
例えばイスラエル。
イスラエルと言えば、銃を製造輸出している事で有名。
あと、ダイヤモンドをカットしている所でもある。
実際に、ダイヤモンドをイスラエルに仕入れている人もコナクリで会った。
「今はあんまりダイヤモンドが取れなくなって来た。」と言っていた。
コナクリには、こういったイスラエル人が多くいる。
愛の象徴のダイヤモンドの光の影には、こういったブラックな部分がある。
利権争いの紛争ダイヤモンドはほぼ無くなったとは言え、
先進国の贅沢の為に人の争いの原因を作る。
ここではただの石だが、指輪になるときには何千倍にも価値が上がる。
だからダイヤモンドには価値があるんだろう。
そんなキャンバリープロセスがあろうが信用ならんダイヤモンドだからこそ、僕は将来のお嫁さんには、自分で掘って仕入れたダイヤモンドが欲しいと思う。
ここで取れたダイヤモンドなら間違いなくクリーンダイヤモンドだもん。
他の場所も案内してくれる。
畑を歩いて行くとコッチも掘ってました。
ここの場所は、ライセンス無しに掘ってたから警察に捕まったらしい。
ダイヤモンドより女好きなアドさん。
男は、みんなそうか?
子ども達が、人懐こくて可愛い!
とてもピュアな目をしている。
この下にダイヤモンドが埋まっていようがこの子達にはただの石だもんな。
畑で作物を育て、川で洗濯、水遊び、平和な田舎風景が広がるこの辺り。
平和はダイヤモンドより価値があるなと思う。