恐るべき エイリアン | 大局観

恐るべき エイリアン

昆虫は、歴史が古く、個体のサイクルも速いので、進化度が哺乳類より、高度に進んでいる。
従って、「変態」のような驚くべき生態がある。

さらに、驚くべき生態が、ここで紹介する、
コマユバチ科のエイリアン


まずは、映像から


コマユバチの卵は、寄主の幼虫の体内に産み付けられる。
その際、毒液ウィルス)も注入される。

その毒液は、寄主の幼虫を完全にコントロールしてしまう。
 ①コマユバチの卵に対する免疫が働かないようにする。

 ②寄主の幼虫が変態するのをストップさせる。

 ③コマユバチの幼虫がふ化し出てくる時には、夜行性でも昼間に植物の葉に移動する。

 ④出てきやすいよう静止する。

 ⑤コマユバチの幼虫が蛹(さなぎ)になる時、寄主の幼虫は糸を出し繭(まゆ)作りを支援する。

 ⑥その後、移動し、蛹から離れたところで命尽きる。



恐るべき生態である。




https://lne.st/2012/08/17/spacebraconidae/

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1566/zuisou_30.html



以 上