病原 微生物 | 大局観

病原 微生物

1.この世は、生物の熾烈な生存競争

①人類は、大きな生物との競争には勝ってきた。

②しかし、小さな生物との闘いは、まだまだ熾烈な闘いが続いている。
狂犬病、ペスト、エボラ出血熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱、ラッサ熱・・・。

目に見えない微生物の存在を人類が知ったのは、1670年代。たった400年前。

病原微生物は、細菌、ウィルス、原虫、真菌など。
 いずれも地球上の生命史40億年のうち、30億年以上にわたって地球の生命体の主役。
従って、なかなかの強者ばかり。
この世は、微生物に満ちている。

国際ウィルス学会では、ヒトや動植物等に感染するウィルスとして、1950種をリストしている。しかし、自然界には約3000万種近いウィルスがいると想定されている。まだまだ未知のウィルスが多い。

いずれの国も、感染症の危機に見舞われている」(WHO 世界保健機関)



2.人の生体防御システムは、
物理的・化学的バリアー
 皮膚、積み重なった上皮細胞膜、粘膜

自然免疫(胎児期に発達)
 TLR⇒細胞表面に病原体が来た時に活動する、リスクマネージャー
 NLR⇒細胞内までに病原体が来てしまった時に働く、クライシスマネージャー

獲得免疫
 予防接種

死ぬとすぐ腐りだすのは、免疫が働かないから。

体力が落ちると、病気にかかりやすい。



3.予 防

むやみに、変な場所に行かないこと。(未開な異国とか)

むやみに、変な物を触らないこと。(異国の動物とか)

むやみに、変な物を飲食しないこと。





以 上