冷え性について | 再生整体 輪

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整心体師 樋口が健康に関して書いているブログです

こんにちは!
再生整体 輪(りん)の樋口です

今回は冷え性についてです
冷え性の原因の一つは血液が返って来ないからです

その説明のために今回は血液とリンパ液についてです
血液の成分の比率は血球成分:血しょう成分≒45:55です

血球成分の中身は赤血球96%、白血球3%、血小板1%で、血しょう成分のうち約90%は水分です

つまり血液中の半分以上が水分ということになります

血管の中は血しょう(55%)という水分で満たされていてその中に血球成分(45%)という固形物が浮きながら運ばれているイメージです


水分不足になると血球成分(固形)は減らないのですが血しょう(水分)の量は減少します
ですので水分不足になるとドロドロ血になって血球成分(固形)が運ばれにくくなるのです
血球成分(固形)がスムーズに流れるためには水分摂取が必要ですね

1日に必要な水分量は約2000ml~2500mlなのですが飲み水としては800~1300mlと言われています
ちなみにアルコールやコーヒーなど味の濃い物はおしっことして出て行く量も多くなってしまいますので白湯やお水がいいですね

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血しょうについてもう少し

赤血球細胞質の主要な構成物質であるヘモグロビンが酸素を運んでいます
肺で酸素と二酸化炭素を交換してからは二酸化炭素は血しょうに溶けている割合のほうが高く、赤血球に留まっている割合はごくわずかだそうです

それと体に必要な栄養素やホルモンなども血しょうに溶け込んで運搬されますし、熱も血しょうが温められて分配されるそうです

運ばれた栄養素などを使い全身の各細胞でエネルギーを作るなどの仕事をします
するとカスが出るのですがそのカスは静脈やリンパを通って心臓に戻るのです

リンパ液も血しょうと同じ物が流れています
ですのでリンパが詰まって返って来なければ動脈の流れも悪くなり全身に影響するのです

ですので冷え性だから栄養が行かないというよりは、血行が悪ければ栄養も熱も運ばれにくいので冷え性になるということですね

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リンパ本幹は右リンパ本幹と胸管の2つの流路があります
右上半身のリンパを集める右リンパ本幹は右静脈角で静脈に合流します
左上半身と下半身のリンパを集める胸管は左静脈角で静脈に合流します
左右の鎖骨下静脈は上大静脈を経由して心臓の右心房に帰ります

つまり鎖骨付近がコルということは全身から返って来た血液やリンパが渋滞を起こしてしまうということです

例えるなら「トラックが返って来ないと次の荷物を送れない」状態です

全身の血流を改善するには渋滞している箇所を改善することも必要ですね


猫背の人は鎖骨付近が縮こまった状態が続いているので、筋肉が固まって流れが悪くなっている人が多くいます
猫背の人用の体操

ですので冷え性の人に対しては冷えている末端だけでなく鎖骨周辺もほぐして全身の血流を改善していきます

健康に良い習慣を!


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