お客さまとの信頼関係を築くには ‘方法ではなく姿勢’ | 長岡京市の整体院 おとくに整体 おっとせい

長岡京市の整体院 おとくに整体 おっとせい

☆ 広い店内にキッズスペース完備
☆ お子様連れでどうぞご来店ください
☆ 妊婦さんもご相談ください!

僕は常々、お客さんとの信頼関係が築けていないと
治るものも治らないし、楽にもならないと思っています。

その点を重要視して施術をしていますが
昨日NHKのテレビをたまたま見ていて
ふと「気づき」がありました。

『総合診療医ドクターG』って番組、皆さんご存知ですか?
夜10時から約1時間の番組で毎週木曜日に放送しているみたいですが
僕は知りませんでした・・・

この番組は、実際にあった難解な症例をドラマで再現しながら
ドクターが話を進めながら研修医が病名・原因を突き止めていく内容。

その過程がとても興味深くて、昨日のテーマは
「足がつる」でした。

僕も途中から見始めたので(ご飯を食べながら
最初の話は分かりませんが・・・

この患者さんの主訴は「足がつる」
これだけだといろんな原因が考えられるが

問診を進めていくと
・アゴ(エラ)の部分が腫れている
・月経が1年間(!?)来ていない
・虫歯がある

・・・などの症状もあり、
血液検査などで数値を見ながら
いろいろな仮説を立てながら
1つ1つ絞り込んでいきます

例えば
足をつる→カリウム(マグネシウム)不足→腎臓の働きが悪い
から、「○○症候群」って聞いたことない病名が出てきたが
(さすが研修医でも先生ですね

ただ、「では月経が来ていないのはどう証明する?」
「血圧(?)は安定しているよ」
などと、違う角度からアプローチしなおしたりと・・・

最終的には「摂食障害」でした。
ただ、問診の時に「ご飯はちゃんと食べている」と。
最初の主訴は「足がつる」です。

そこに気づかなかったらこの患者さんは手遅れになることも
あり得たわけで。
でも患者さんは罪悪感からかまだ「心を開いてくれない」
本当のことを言ってくれていない。

そうなると精神的な問題になるので
心療内科が専門なのでそちらに診てもらうのだが
いきなりダイレクトに伝えてしまうと
本人が認めていないので逃げてしまう恐れがある

逃げて病院に来てくれなくなると命の危険がある
ですから時間をかけてでも1か月に1回でも
「薬が切れたらおいで」と通院してもらうようにしていました。

そして半年間かけて問診と漢方薬を処方しながら
ただ、段々と「めまいで倒れた」「転んで腕を骨折した」
「まったく寝られない」と症状が悪化してきて
本人もどうしようもなくなってきたのでしょうか

ある時にドクターが
「今までよく頑張ってきましたね。あなたは摂食障害で
骨がもろくなってきています。最近寝られていないので
今日はゆっくり病院で休んでから心療内科で診てもらいましょう。
そこで今までのことを全て話をして治療していきましょう」

と優しく伝えると患者さんは泣きながら「よろしくお願いします」と。
初めて心を開いて治療に向き合ってくれるようになったのです。

・・・という話だったのですが、僕の文章分かりますかね・・・
この番組、体の症状の勉強にとてもなるのはもちろんですが、
それ以外に、最後にこのドクターの言葉で

『患者さんと信頼関係を築くために、いろんな方法を試みると思いますが‘方法’ではなく‘姿勢’が大事なんですよ』

この言葉が一番強く印象に残りました。
僕らの仕事でも同じことだと思います。

お客さんの症状を聞くために問診しますし、
その症状を楽にしてあげるために施術をしますが
信頼関係を築いて心を開いてくれないと
正しいアプローチが出来ないし結果も出ない。

本当にお客さんの立場で悩みを聞いてあげる‘姿勢’
しっかり施術して楽にしてあげますよという‘姿勢’
これが大事なんだなと。

それ以外でもドクターは
「実際に触診=触れてあげることも大事」だと。

口先だけではなく、手で触れて温かさ・気持ちを
お互いに感じあうことが大事なんですね。

とても勉強になる番組です。絶対オススメします
来週から、「ためしてガッテン!」に続いて
自動予約して毎回見ます

おとくに整体おっとせい

http://ottosei-seitai.com/

075-954-6563

facebookページあります

https://www.facebook.com/ottosei.seitai/