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NHKのうつ特集

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抗うつ薬服用後に暴力的になったり、リストカットや自殺未遂、自傷行為が始まった方へ


NHKのうつ特集


2006/7/26(水)


精神医療産業の戦略


日本でなぜこれほどまでにうつ病患者が増えたのか?
なぜこれだけ抗うつ剤の市場が急拡大したのか(1998年までは年間150億円程度だった生産量は、今や700億円超となっている)?

その大きな影響を与えているのが、NHKの放送である。24日も総合テレビでうつ特集を放送するなど、うつ啓発キャンペーンに相当な力を注いでいる。これら一連の放送を見て、精神科に足を運んだ人は多いと思う。

しかし、中立の立場にあるべき報道機関の中でも、公共放送という立場から最も公平性を期されているNHKは、非常に偏った内容でうつ問題をとらえている。NHKのホームページ「うつサポート情報室」を見たらわかるとおり、徹底して精神科の早期受診と薬物療法を勧める一方で、薬物治療による弊害や精神科での誤診・悪化の問題はほとんどふれられていない。あえて無視しているとしか思えない内容だ。NHKは、公共の電波を使って、本当は何を市民に伝えたいのだろうか?

24日の総合テレビのスペシャルの後、教育テレビでさらに特集を進めていた。私は、見てもうんざりするだけだと思い、放送はみていなかったが、放送を見たという知人から興味深い話を聞いた。それは、専門家として登場していた精神科医、加茂登志子氏が、「抗うつ剤は『自殺のおそれがある』とか言われていますが、『素人さん』の言葉に踊らされないで」というような内容でコメントをしていたということだ(伝聞なので、言葉はその通りではない)。

素人とは一体なんだろうか?自殺衝動が起きる危険性については、FDA(米国食品医薬品局)や厚生労働省からの警告や注意である。マスコミで抗うつ剤の危険性を唱えている生田哲氏は薬学博士であり、臨床医よりも薬に関しては「プロフェッショナル」である。先日発売されたジェイゾロフトに「日本での臨床試験の結果はうつ病、パニック障害いずれにおいても効果を保証するには不十分であり、また同系統の薬剤で自殺念慮への注意が促されていることを勘案し、・・・」という注意書きを入れるように指示したのは、日本医師会の専門委員なのである。

精神科医が、この副作用について患者に明らかにしないことが問題なのである。そして、NHKが、精神医療産業の言いなりであるかのような立場からの放送をすることが問題なのである。テレビを見ていた知人によると、それまで穏やかだった加茂氏が、最後の方でこのような発言をした際、少し語気を荒げていたということだった。

実際に見ていない私が言うのも何だが、おそらく副作用を指摘するFAXやメールが多数送られてきたのではないかと推測する。当然番組で取り上げられることはないものの、番組スタッフやゲストの精神科医の目にとまり、加茂氏は思わず
本音が出てしまったのではないだろうか。通訳すると、「あんたらはだまって精神科医の話だけきいていたらいいの!」といったところだろうか。

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(転載元精神科医の犯罪を問う)

http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/14057211.html