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精神科治療によって薬漬けにされる日本の若者たち

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精神科医を訴えよう
http://ameblo.jp/seisin-iryo0710/entry-10112796811.html


ターゲットは10代~20代の日本人

2008/1/1(火)

精神医療産業の戦略

あけましておめでとうございます。

世間は休みですが、戦いはもう始まっています。精神医療産業は、露骨に青少年をターゲットにする戦略を打ち出しました。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200712310056.html
中高生、「心の病」学ぶ 10代~20代で発症も
朝日新聞2007年12月31日

 統合失調症やうつ病といった心の病気を学ぶ、中学・高校生向けの授業プログラムが年明けにまとまる。統合失調症は10~20代で発症するケースが最も多いとされるが、授業で取り上げる日本の学校は少なく、精神科医らは「画期的な試み」と注目している。千葉県野田市にある県立関宿高校の2年生を対象にしたパイロット授業をのぞいた。

 教室前のスクリーンに映し出されたのは鳥取県に住む古川奈都子さん(36)。夫や子どもと楽しげに食卓を囲んでいる。かつて精神分裂病と呼ばれた統合失調症を高2で発症し、今も投薬を受けるなど、病気とつき合いながら暮らしていることを宮薗育子教諭(41)が紹介した。

 約30人の生徒たちには古川さんの著書「心を病むってどういうこと?」(ぶどう社)から抜粋した文章がプリントで配られていた。

 「中学のころ、周りの意見ばかり気にしていた」「高校生のころ『ブスだよね』という幻聴があった」と、交代で音読した。

 パイロット授業は11月末の2日間、国語の授業で行われた。初日は古川さんを通して、幻聴や妄想といった典型的な症状を学んだ。100人に1人が一生涯のうちにかかるといい、宮薗教諭は「あなたたちの年代で発症することが多いんですよ」「ストレスが要因になる場合もある」「正しい治療によって回復できる」と語りかけた。

 2日目は、古川さんとは別の患者たちが働く施設をビデオで紹介し、患者のメッセージも届けられた。

 授業後、佐藤佑樹さん(16)は「『周りの意見が気になる』ことは僕もある。最初は、統合失調症の人は自分とは違う人だと思っていたが、そうじゃないということに気づいた。自分がなる可能性もある、と感じた」と話した。

 この「中高生向けこころの病気を学ぶ授業プログラム」は、製薬会社の日本イーライリリー(本社・神戸市)と、企業などと連携し教材開発を手がけるNPO法人「企業教育研究会」(千葉市中央区)が、精神科医や患者団体の助言を受けて開発してきた。

 パワーポイントや動画が入ったDVDのほか、教師用マニュアルやパイロット授業の様子をまとめたビデオなどの教材を来年1月中に完成させる計画だ。全国の教育委員会などに活用を呼びかけるほか、企業教育研究会のメンバーが学校に出向き、授業の進め方などを話し合う予定もある。

 精神疾患の啓発に取り組む水野雅文・東邦大医学部教授(精神科医)は「発症しやすい中学や高校時代に教えることは、早期発見、早期治療という観点からも有用だ」と評価する。

 問い合わせは日本イーライリリー(電話0120・245・970)へ。スポンサーが誰であるかを見ると、子どもたちに「教育」したいのは、こころの病気などではなく、薬であることは明白です。

イーライリリー社は、世界初のSSRI「プロザック」を開発したことで有名です。しかし、日本ではプロザックが認可されず、抗うつ剤争いには出遅れています。しかし、統合失調症治療薬の売上を順調に伸ばしています。それは、この会社が中心になって進めているアンチスティグマキャンペーンが成功しているからです。

このアンチスティグマキャンペーンは、日本の精神医療産業の中心的戦略です。このキャンペーンの研究会の面子を見ればよくわかります。様々な分野のキャンペーン(自殺対策、発達障害対策、うつ病対策など)の中心的メンバーでもあることに気付くでしょう。これ以上はここで触れませんが、このような戦略は、「特定の人」によって進められているようです。

今、イーライリリー社は日本の市場開拓に力を注いでいます。うつ、双極性障害、ADHDの治療薬の治験や承認申請を行っています。

それにしても見事な戦略です。精神病に対する偏見をなくすという名目で、実際は精神科やその薬に対するマイナスイメージを破壊し、ソフトなイメージを作り出しているのです。子どもの頃からそのような教育をすることができれば、さらに市場を開拓できるでしょう。

武士道など、西洋文化にはない、日本特有の「精神」を誇りに持っている人は多いと思います。しかし、そんなものは外資系の製薬企業と、それらと密接な結びつきのある精神科医たちによってすでに破壊されつつあるのです。

彼らは、日本人を「教育」することで、人生で出会った問題は全て、個人の脳の問題から来ていると錯覚させ、その解決策として薬を売り込んでいます。その結果、薬に依存していく人が多くなってきています。

とはいえ、このような風潮に疑問を持っている精神科医もいます。まだ読んでいないのですが、興味深い書籍を見つけました。

この著者は、以前に「薬でうつは治るのか」という本を出し、診断マニュアルに沿って安易に診断をしたり、すぐにSSRIを処方したりする現在の精神医療の構造を批判していました。今回出した本は「リタリン、抗うつ薬SSRIの安易な乱用はなぜ起きるのか? 依存症の根底に潜む願望や幻想を生み出した現代社会の構造を明らかにするために、具体的な事例を提示しながら、ていねいに分析する。」と紹介されています。

タイムリーな話題なので、是非私も勉強してみたいと思います。

私のおすすめ:
[画像リンク]やめたくてもやめられない 依存症の時代

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特に情報を集めている事例
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(転載元精神科医の犯罪を問う)

http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/39049138.html