神谷さんはこんなようなことを言っとったです。
「お茶農家さんが、よく資材を使ってくれるんだ。
お茶なんてものは、昔は花嫁修業で入れ方を習ったもんだ。
今はそういう習慣がない。
例えば、渋みとかあまり気にしないだろ?
40℃ぐれぇの湯でお茶を出せば、渋みが少ないもんだが、
今はチンチンの湯でもへぇちゃらで入れる(笑)。
最近のお茶は、葉でなく、粉だ。」
へぇーなんですけれど。
自分は、熱湯注いで2分くらいで仕上げる人なので。
昔は、家に上げた人に渋茶を出すと
「あそこの嫁は、、」なんて言われたんかね。
今は、そんな状況ないし
確かに、花嫁にそこは望まないかなぁ。
健康で性格や器量が良かったら、と思いますが、
どんなもんでしょう、全国の男性諸君?
湯温と味の件は、確認してみましたよ。
伊藤園のホームページが分かり易かったっす。
60℃以上になると渋みが出ちゃうですって。
だから、神谷さんの”40℃ぐらいの湯”ってのは、
玉露とか、じっくり時間をかけて旨みを引き出すものに
向いているみたい。
低温だと渋みが出にくいってのはホントね。
カテキンとかの栄養素が入っているから、
渋みを全否定しない方がえぇですよ。
それで入れ方とか工夫しなくても、
そこそこ美味しくと加工したものが粉だと思うよ。
わしゃ、どうも粉茶は好かないけれどね。
一般に、新茶というのは、
渋みが少なく旨みが多いので、高値なのね。
表現を変えると、入れ方を工夫しなくても
美味しいから高値で取引されるところがあるのね。
「出回るモノより早出しすることで2、3倍の値がつく」
って神谷さん言われてたわ。
新芽が出易いところから、
お茶農家さんは神谷さんが作った資材を重宝しているんだね。
渋み、旨みとか、自分の好みでお茶の入れ方を
工夫してみた方が気分いいかもね。
~
恥ずかしいかもしれないけれど、この辺だと
めちゃくちゃ熱い湯を「チンチンの湯」って、言うんすわ。
ヤカンにお湯が煮えたぎってる様子の擬態語らしいっす。
「チンチンの湯で茶いれてもぅたー」って
大声出す若い女性は、ちょっと敬遠されるかも。
どうなんでしょう、男性諸君?
~
いつも読んで頂き、ありがとうございます。
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