今朝の札幌です。
東の方向になります。
この景色の遥か向こうに「北の国から」の舞台になった富良野や麓郷(ろくごう)があります。
久しぶりに、以前のブログの続きを書きますね。
つまらない話ですみません...
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住んでいた集落の人達は、皆さん本当に優しい。
外に出ると、向かいの畑から「スイカ食うか?」と声をかけられ。
割ってもらったスイカを食べていると「ぼたもちも食うか?」と。
どこの家も鍵なんか掛けていません。
遊び疲れたら上がり込んで、お菓子やジュースをご馳走になる。
自転車で走っていると「今採ったゆり根もってくか?」と窓から。
「茹でたてがあるから、ついでに食べてけ。」と言われお邪魔する。
湯気が出る巨大なゆり根に、マヨネーズをかけて食べる。
あの味は、今でも忘れられません。
© Kaisen Ichiba
珍しいものが採れると、集落の人が家まで持ってきてくれました。
「先生!いい鹿の肉が手に入ったぞ。」 先生とは教師だった父のこと。
そのまま人を集めて宴会になることも多々。
これはこれで、とても楽しかった。
熊の手のひらの料理を持ってきてくれたこともありました。
右手と左手で価値が全然違うことも初めて知りました。
「右は蜂蜜を採るから旨いけど、左はケツを拭くから。」と大笑い。
「熊に左利きはいないのかな?」そんな疑問はさておき。
子供の私にはどっちの手も獣臭い記憶しかありません 笑。
ある日、私は「魚釣りしたことあるか?」と聞かれました。
「でも僕、釣り竿を持ってないし... 」と言うと。
「竿なんか邪魔になるだけだぁ。いらん、いらん。」
「ちゃんと教えてやるから心配すんな。」と大笑い。
「どうやって釣るの?」と疑問に思いながら...
私達は、さらに3kmほど山奥に入った渓流に向かいました。
続きは、また気が向いた時にしますね。
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