二重の埋没法へのこだわり | 聖心美容クリニック 前多 一彦 Blog

聖心美容クリニック 前多 一彦 Blog

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まず、今日の札幌です。
最近の寒さはちょっと異常です。
$前多 一彦のブログ
北海道って感じですね。


今日も、沢山の患者様がご来院してくださいました。
本当にありがとうございます。
手術も眉下リフト、ワキガ、二重 etc 多岐にわたっていました。

今日も数件ありましたし、美容外科では最も一般的な処置。
そうです。二重の埋没法への私のこだわりについてお話します。

昨年の年末に埋没法をした、当院スタッフの写真を紹介します。

20代女性。術前。
$前多 一彦のブログ-術前

「埋没法なんて、どこで誰がやっても同じ。」という人がいます。
私は、そうは思いません。
埋没法はやればやるほど、奥が深い処置だと痛感します。

方法も大きく分けて、瞼板法挙筋法移行部法 etc 。
表面に全く針穴をつけない方法もあります。善し悪しは別ですが。
固定数も1点、2点、3点、6点マルチノットなど様々。
同時に脱脂をする方法もあります。
腫れない麻酔針細い糸を選択できるクリニックもありますね。

色々な考えがありますし、どの方法にも利点と欠点があります。

【方法について】
私は患者様の希望する幅とまぶたの状態によって方法を変えています。例えば、このケースの場合は移行部法としました。
【固定数について】
出来るだけ少ない数が理想ですが、後戻りやラインの安定性を考えると2点をお勧めするケースが多いです。さらに専門的な話をすると、結局、留める場所は瞼板の範囲内であり、戻る場所は最も内側か外側になるので、3点以上は単に異物が増えるだけと私は考えています。
【脱脂について】
私は埋没法と同時の脱脂は、逆効果だと考えていますので行いません。
【腫れない針や糸】
最初から全員に最も腫れない針や糸を使用すれば良いと考えています。

術直後。
$前多 一彦のブログ-術直後
術直後の腫れを少なくするには、丁寧な処置と麻酔量を最小限にすることが重要です。ただし、麻酔量が少な過ぎて、痛みが強いと腫れや内出血も強くなります。

私は、ゲート・コントロール理論を応用した麻酔法を行っています。その結果、麻酔量は両目で0.1~0.2ml以下で十分です。

また、挙筋法や移行部法の場合、糸の結ぶ強さが最も重要となります。強過ぎると眼瞼下垂となります。

最も腫れが気になる翌日。
$前多 一彦のブログ-術後1日
平行型で10mm以上の幅ですので、良い経過だと思います。

かなり落ち着く1週間後。
$前多 一彦のブログ-術後7日
腫れは落ち着きますが、この時期からまぶたを閉じた時の凹凸が気になります。気になる期間には個人差があります。

安定する1ヶ月後。
$前多 一彦のブログ-術後1ヶ月

1年後(今日の写真)。
$前多 一彦のブログ-術後1年
$前多 一彦のブログ-術後1年閉瞼
ちょうど1年になります。
正直、左右差もありますが、全体的な二重のバランスとしては悪くないと思います。

埋没法でこだわっている部分は、まだまだ沢山ありますが、
今日はこの辺で終わりにします...



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