DVD学習会のお知らせ | 陽だまり

陽だまり

私達は、生活クラブ生協・大宮ブロック平和活動推進委員会です。

このブログでは、機関紙“陽だまり”に掲載した記事と、活動をお知らせしてゆきます。

今、日本では55基、世界では430基以上の原発が存在しています。チェルノブイリ級の事故が起きれば、日本の国土の半分は放射能に汚染され、居住禁止区域になってしまいます。CO2削減のために安易に原子力発電にたよると、原発の立地している地域だけではなく、世界中の人々の日常生活を脅かすことになります。

大宮ブロック平和委員会では、チェルノブイリ原発事故直後の87年に発表され、大きなセンセーションを巻き起こして社会問題となり、ドイツ青少年文学賞など多数受賞したベストセラー小説『みえない雲』を映画化したDVDを観賞します。



DVD学習会

陽だまり

みえない雲

幸せになるはずだった、あの雲がやってくるまでは----



監督:グレゴール・シュニッツラー
出演:バウラ・カレンベルク、フランツ・ディンダ
原作:グードルン・バウゼヴァング(小学館文庫刊)

ドイツ(107分)



日時:11月16日(月) AM10:00

開場:大宮生活館 (東武野田線・北大宮駅徒歩1)

   

★申し込みは不要です★

お誘い合わせて気軽にご参加ください


物 語

高校3年生のハンナは、幼い弟ウリーと口うるさい母親の3人で暮らすごく普通の女の子。ある日、転校生のエルマーから呼び出され人気のない教室へ行くと、ぎこちない会話の後に突然のキス。しかしそんな幸せな気分も束の間、突然けたたましいサイレンが鳴り響く。
 美しい自然に囲まれた、のどかで小さな街を襲った突然の大惨事。近郊の原子力発電所が事故を起こしたのだ。街はパニックに陥る。「必ず迎えに行くから、家で待ってて」。ハンナは彼の言葉を信じてウリーと自宅で待つが、放射能を帯びた雲が迫ってくる。母親の行方も分からないまま仕方なくウリーを連れ外に出たハンナは、極限状況下で暴徒化した群衆に巻き込まれてしまう。

次々と降りかかる予想も出来ない困難に、勇気を持って立ち向かうハンナ。果たして彼女は再びエルマーに会う事が出来るのだろうか?




観てみて!読んでみて!


DVD <ヒバクシャ 世界の終わりに>

 91年の湾岸戦争以降、イラクでは劣化ウラン弾の影響で白血病やガンで亡くなる子供が急増している。広島・長崎の原爆被害者だけでなく、現在も目に見えない低線量被曝で世界中の人の体が蝕まれている。鎌仲ひとみ監督によるドキュメンタリー。(2003年 日本)



DVD <六ヶ所村 小出裕章氏講演会>


爆弾製造の技術を発電に転用した『原子力とは何なのか』という話から始まり、東海村の事故の様子から『被爆するということ』の詳しい説明、『六ヶ所再処理工場の問題点』、そして未来をどのように生きるのか、という話まで、とてもわかりやすく、そして深く考えさせられる講演です。



DVD<原子力エネルギーと別れ 豊かに暮らす仕組み作り>
スロービジネススクール講演DVDシリーズ1:未来バンク理事 田中優氏の講演DVD

 悲観論ではなく、素敵な未来を作るためにできることがあります。
青森県六ヶ所村で放射能を放出する核燃料再処理工場が本格稼動の予定です。運転が始まれば農作物や海産物への放射能汚染が決定的となります。「再処理工場の何が問題なのか?」を口火に、電力の問題や石油に依存する私たちのライフスタイルと戦争との関係などをAPバンクでもおなじみの田中優氏が、わかりやすい表現で、紐解いていきます。



DVD <夕凪の街 桜の国>
 原爆投下から13年後の広島。そこに暮らす平野皆実は、打越に愛を告白される。だが彼女は,原爆で父と妹を失い、自分が生き残っているという事が深い心の傷になっていた。そんな彼女の思いを打越はやさしく包み込むが、やがて皆実に原爆の症状が・・・。半世紀後。今は東京で暮らす皆実の弟・旭は,家族に内緒で広島へ旅に出る。そんな父を心配する娘の七波は、ひょんなことから友人の利根東子と共に、広島へ向かう・・・。


 <まんが「夕凪の街 桜の国」>  こうの史代著
 昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか・・・、原爆とは何だったのか・・・。漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作


 <内部被曝の脅威>~原爆から劣化ウラン弾まで~  

   肥田舜太郎・鎌仲ひとみ

  劣化ウラン弾の使用により、内部被曝の脅威が世界中に広がっている。広島での被爆体験を持つ医師と気鋭の社会派ジャーナリストが、その脅威の実態に斬り込む