実は昨日は、名取り式に出席してから、『ジンガロ』を観に行ったのである。
今回のタイトルは「バトゥータ」。
人類と馬がいかなる文明を築いてきたか、『ジンガロ』はその悠久の歴史を見せつける。
しかも、今公演は東ヨーロッパのジプシーの、つまりロマたちの生演奏が続く。
言ってみれば、“生クストリッツァ”の世界である。
俺の心をつかんで離さないに決まっている。
また観たい。
何度も観たい。
馬の様子の毎日の違いが観たい。
という意味で、『ジンガロ』の魅力は古典芸能のそれに限りなく近いと思う。
あと、帰りにとても気持ちのよいフレンチを木場で食べた。
そして、本日は武道館でスペシャ20周年イベント。
俺はユースケ(サンタマリア)と男二人の司会。
もちろんスペ中の面々と生コント、生授業、さらにライブもあり。
楽しかった。
燃え尽きた。
KREVAのスイートソウル感もよかったし(さかいゆうのボーカルも!)、チャットモンチーの緊密な演奏、秦基博くんの歌声(特に彼はやっぱり息の深さが見事だ)も素晴らしかったし、ウルフルズの骨太な音も心を揺るがしてくれた。
さすがに疲労困憊して打ち上げには出ずに帰宅。