取扱説明書のしまい場所は、「集中管理」と「分散管理」の組み合わせで | 土井けいこの講座 暮らしが変わる『時短家事』 暮らしがラクになる『減災収納』  楽しくできる家事&片づけ術を発信

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暮らしのアドバイザー、土井けいこが提案する『時短家事』『減災収納』。宝塚、大阪・緑地公園など各地で講座・イベントを開催しています。住まいの中の安全対策、楽しくできる家事&片づけ術、ラクラク押し入れ・クローゼットの管理など、初心者にも役立つ情報が満載。


※「うまく片づけられない」「整理してもすぐゴチャゴチャになる」。よく耳にするお悩みにひとつひとつ、お答えしていく新シリーズ。最初のテーマは、「取扱説明書の片づけ」です。




前回までで、取扱説明書の管理をするための『くくり』が決まりました。
次はいよいよ、しまい場所としまい方を決めていきます。

取扱説明書の置き場所は、
拠点になるしまい場所を決めることと同時に、
必要に応じて、使う場所を置き場所にすることも考えます。

「集中管理」と「分散管理」の組み合わせです。


もし、これまでの習慣で、
「1か所に集中管理がわかりやすい」ということでしたら、
その中を大きな『くくり』と小さな『くくり』を組み合わせて、
分けて管理すると、探しやすくなります。

集中管理のしまい場所は、
できれば、毎日通る場所、滞在時間が多い場所、
たとえば、リビング、キッチン、玄関やトイレへの通路などに
つくりましょう。

それらの場所から少し離れていても、
頻繁に開け閉めする場所がいいでしょう。


わが家では、年金、保険といった事務書類と同じ場所を
取扱説明書の集中管理場所にしています。

家電品を使う場所・しまい場所にあった方がいいものは、
分散管理にしてします。


集中管理の場所は、しゃがまないと取り出せない位置ですが、
毎日、用事で立つ場所の足元なので、置き場所は覚えられます。


家電品を使う場所・しまい場所にあった方がいいものは、
分散管理にしてします。

洗濯機と除湿器は、洗面所が使う場所=置き場所なので、
取扱説明書も洗面所が置き場所です。
いつも使う洗剤類のそばに置いてあります。


お悩みでは、「定位置が定まらない」とのことでしたが、

「この取扱説明書は、どこにあったらわかる? 手に取りやすい?」と
自分に問いかけてみて、
集中管理と分散管理を組み合わせて、決める
とよいとおもいます。

その時、一回で決めようと思わずに、
いろいろな場所に実際に置いてみましょう。


いまのしまい場所以外に、新しくしまい場所を探すときは、
イメージマップを使って、
紙に書いてみる方法もおすすめです。

いままでの発想と違うことが出てくるかもしれません。