青樹庵です。
占いをごく大きく2つに分けますと
「西洋占星術」と
「東洋占星術」があります。
西欧人のものの考え方は、
イエスかノーか良いものは良い悪いものは悪いとはっきりしています。
それに対して東洋人のものの考え方は、
良いものにも悪いところが有り、
悪いものにも良いところがある。
というようにイエス、ノーがはっきりしないのが特徴です。
西欧の人から見ると「東洋人は何を考えているのかわかりずらい」と云われる所以です。
昼と夜の分け方にしても、西欧人は数学的な考え方をしますから、
北欧のように冬は太陽が出ている時間がとても短くても、
きっちりと時間で昼と夜を区別しています。
東洋では、
何時から何時までが昼ではなく、
明るい時間帯が昼で暗くなれば夜なのですね。
1+1=2ではなく、
ときには3になったり4になったりして、
ばくぜんとしたところから真理を見つけます。
運命を見るときも、
右からも左からも、
上からも下からも多角的に分類していきます。
そのあたりが西洋占星術とちがうところです。
たとえば心の問題ひとつにしても、
心とは意識するときと意識しない時がある。というように「+」と「-」に分けてしまいます。すると何となく運命の世界に入っていきますよ。
「+」を意識する「―」を意識しないと分けますね。
心が意識するじょうたいって、どんなときでしょう?
心が緊張している形ですね。良い形とは云えませんよね。
では意識しないときはどうでしょう。
心がゆったりとできるときですね。良い形です。
はい、このように分類すると
漠然かもしれませんが、いくらか運の良し悪しが判断できるのでは?
心が意識するのは運が下がっているときです。
なんらかの難しいもんだいが次々と出て心が痛みます。
ゆったり、のんびりできるのは心が意識しないときです。
ふと気が付くと
1ヶ月が過ぎていたという感じですかね。
そういうときは運が上がっています。
もんだいは、この意識しないときに有ります。
意識しないときは、
人生の中での「運が良いとき」「幸運期」ですのに、
多くの人は自分が幸運期だと気づかないで暮らしていますね。
そして、意識する苦しい時代ばかりを見て、
自分の人生は何なんだろう?
と考えたりします。
つい最近までの「幸運期」に気が付いていません。
そうなんです。
「幸運期」を「幸せ」だと感じられる人は幸せな人生になりますね。
とくべつのコトはなくてもふつうに生きていることの幸せ。
まわりへの感謝。
これが感じられるか感じられないかで「幸不幸」が分かれると思います。
「幸運期」がわかると、
すこし厳しいときが来たとしても
まわりからのアドバイスや手助けが有ったりして乗り越えられるんですね。
さて、このように東洋的に考えていくと、
いちいち星を出さなくても運の上昇期か下降期か判断できることになります。
東洋人の考え方はすばらしいと思いませんか。
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青樹でした。