4月27日の話ですが、


さいたま市見沼区にある


障害者のグループホーム、


のぞみホームにお伺いしました。




ごく普通の一軒家と言う感じです。


ここに6人の仲間が暮らしています。


朝、作業所などに出勤して、


夕方、帰ってきます。


本当にくらすだけの家なのに・・・


なぜか?反対運動が起きます。


のぞみホームもそれはそれは大変だったそうです。



ここに住む人は、何もしません。


みなさんと同じ人間です。



住宅は、誰でも自由に建てて住むことができます。


どうして?障害者だとダメなのでしょうか?


そして、建ってそこで暮らすようにようになると、


トラブルはありません。


地域のお祭りなども一緒に参加させてもらっています。


仲良く、暮らしています。


同じ、人間、ご近所さんです。


仲良く、仲良く。


お願いです。


もしもみなさんのお宅の近くに


障害者の住む家が建つと聞いても、


反対しないでください。


どうか、どうか、よろしくお願いいたします。




リビングダイニング。


ひとりの方がテレビを観てらっしゃいました。




お風呂。


障害の重い方も暮らしています。


バリアフリーのお風呂です。




トイレです。




それぞれのお部屋が並んでます。


ショートステイも3名できます。


けれど、職員不足で、2名までしか受け入れられません。


保育所、老人ホーム、障害者施設、


働く人の低賃金という同じ課題を抱えています。


さいたま市独自で補助を出して欲しいです。




施設長さん、お忙しいのに懇談をしてくださいました。


ありがとうございました。


グループホームの大変さがひしひしと伝わってきました。


まず、作る時の苦労。


運営の苦労。


特に住んでいる方を利用者さんとして、


日割り計算にされてしまいます。


入院したときは、本当に大変。


その分お金が入ってきませんから。


でも、職員の方は、お見舞いに行き、洗濯物を持って帰ったり、


働いているわけです。


入院の時だけ短期で他の人に住んでもらえば?


なんてこと、できるわけありません。


そこで暮らす、生活している、その人の家ですよ。


国は、「グループホームは、家」と言う認識がないのでしょうか?


今、障害者の中で、


老々介護が問題になっています。


ホーム入所待ちの待機は、のぞみホームだけでも2ケタとか。


潜在的な待機者を含めれば、もっともっとでしょう。


けれども把握すらされていない。


お母さんが癌で、今すぐ、入所を!


と言う方もいます。


なんとかせねば・・・