栃木県の「かえる農場」の舘野さんのお話しをお聴きしました。


本当に貴重な体験、機会を与えてくださった方に心から感謝しております。


有機農業は「病害虫を防げない」「雑草だらけになる」等言われていますが、

農薬という武器を捨てると、

田畑の生き物たちが心を開く。

農作物も自然の仕組みに沿って育てれば病気にならない。


「害虫」という虫はいない。

虫は人間が不自然な栽培を行うことで、

害虫化する。




うちの事務所のバラです。

もうかれこれ、7年くらいになりますでしょうか。

以前は、化学肥料を使っていました。

毎年アブラムシだらけで、

農薬を使い、虫を殺し、

その農薬によって、バラ自身も弱るのか?

うまく咲いてくれませんでした。


3年ほど前から、有機肥料に変えました。

自分でコンポストで堆肥を育てて使っています。



それからと言うもの、アブラムシ、ゼロ!

綺麗な花を毎年咲かせてくれています。


雑草は、自らの体が有機質肥料となって、土を豊かにし、大地を持ち守る救世主だそうです。

自然農法で素晴らしい野菜を育てている方を思い出しました。


私は、最近、雑草は捨てません。


このように乾燥させて、

コンポストに入れています。

入れるようになって、発酵のスピードが上がったように感じていますが、

これ、理に叶ったことかもと思いました。


自然界に捨てるものなんて、ないのですよ。

いらないものなどない。


有機農業は、

排除ではなく、共生の考え方です。

まさに共感!

自分のライフワークである

障がい福祉、動物愛護などと繋がるものでした。


有機は、いのち、つながり、めぐりであると舘野さん。


有機農業は単なる生産方法ではない。

哲学であり、思想であり、

社会と自然環境の調和する人間の生き方である。


素晴らしいお話しでした。


感動しました。


私も有機的な生き方をしていきたいと強く思いました。


地元の有機農家さんから、定期的に野菜を買い始めて、

1年が過ぎました。

その季節、時期にしか採れない野菜。

いつも当たり前にスーパーでいろいろな野菜が手に入る昨今ですが、

本当は、トマトは夏しか食べられません。

夏には大量のトマトをいただきました。


その日に来る野菜で、何をつくるか考えるのも楽しみです。

今までは、何かを作るために材料を買っていましたが、

今は、この材料で何をつくるか考えます。

料理が大好きになりました。




今は菜の花をたくさん、たくさん、

いただいています。

今しか食べられませんね。

オリーブオイルで炒めたり、

先日は、菜の花のちらし寿司を作りました。




2月議会の予算委員会で、

さいたま市のスクールソーシャルワーカーの賃金が低すぎる問題を追及しました。

 

いじめや不登校、児童虐待など、子どもたちを取り巻く課題は年々深刻化しています。

課題を抱える子どもたちへの支援のために、

スクールカウンセラー(SC)と

スクールソーシャルワーカー(SSW)が学校に配置されています。

 

SCもSSWも会計年度任用職員という形で非正規職員です。

 

SCは、児童生徒や保護者と直接会い、

カウンセリングを行うなどの心のケアをしています。

 

SSWは、学校、医療機関、地域、家族など、

児童生徒を取り巻く福祉面のサポートをします。

 

どちらも課題解決に欠かせない存在です。

 

SCは、臨床心理士など、SSWは、社会福祉士などの資格を有しています。

 

しかし!

さいたま市においては、その時給に大きな差があります。

 

SCの時給は、約5000円で、SSWの時給は、約1800円です。

 

少しだけ他市を調べてみると、SSWの時給は3000円くらいではありませんか!

 

さいたま市のSSWは、なんでこんなに低賃金なのか?!

 

予算委員会でのやりとりの一部をここにご紹介します。

 

久保 スクールカウンセラーが時給が約5,000円で、スクールソーシャルワーカー の時給は約1,800円ということで、これすごく差があり過ぎますね。スクールソーシャルワ ーカーの時給は低過ぎませんか。ソーシャルワーカーの時給が低い理由は何ですか。 

 

総合教育相談室長  スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーともに学校教育相談体制の核となる職員 ではございますけれども、スクールカウンセラーは特別な知識、技能を持つ特定専門職として給与体系が定められており、スクールソーシャルワーカーは行政職としての給与体系が定められて いることにより、また他の自治体の支給額等も参考としており、両者の受給額に差が生じている ところでございます。 

 

久保 そうですか、ちょっとほかの自治体調べたけれども、そんなに差がないところが ありましたよ。さらに、一般的にはスクールソーシャルワーカーの時給は、3,000円から5,000円ぐらいと示されてもいました。ス クールソーシャルワーカーの時給を上げるべきではないですか。

 

総合教育相談室長  スクールソーシャルワーカーは、先ほど来申し上げておりますように、重要な役割を担ってお ります。そこでスクールソーシャルワーカーの報酬協議について、令和4年度、令和5年度と予 算要望の際に行わせていただいて、有資格者の上限号給を引き上げてきたところでございます。 また、会計年度任用職員、これ全体ですけれども給与改定等ございますので、少し改善が見込ま れるところかというふうに考えております。今後も他市の状況等注視してまいりたいと考えております。 

 

教育委員会も、時給が低いことを認識していて、改善はしたいというと言うことが感じられる答弁でした。

今後もさらに強く改善を求めていきたいと思います。

 

こんにちは。

 

ずいぶんとご無沙汰してしまい、ごめんなさい。

1ヶ月ぶりの投稿となってしまいました。

 

猫の相談が多くて、てんてこまいです。

自宅の猫の病気の看病、通院もあり、

お伝えしたことがたくさんあるのに、

なかなか投稿できませんでした。

 

今日は、さくら草まつりです。

毎年この時期に、さいたま市桜区の田島ヶ原サクラソウ自生地、桜草公園で行われます。

とても楽しみにしていましたが、

今年は、生後約10日の子猫の授乳があり、

行けませんでした。

 

その代わりと言ってはなんですが、

事務所のサクラソウが可憐に咲いてくれて、

慰められました。

 

 

田島ヶ原サクラソウ自生地のサクラソウの数は、2003年には、235万株ありましたが・・・

 

 

ずっと減り続けてしまい・・・今では55万株です。

235万株から55万株への減少です。

 

私が初めてサクラソウ保全を求める議会質問をしたのは、2018年の6月議会

その後も予算委員会、決算委員会、文教委員会、2021年6月議会一般質問、

2023年12月議会と度々保全対策を求める質問を重ねて来ました。

 

2018年の質問後、予算は倍化し、質問で求めた対策も講じられ、

2021年に株数を増やすことできましたが・・・2023年には再び減少。

 

まさに、さいたま市が誇る

国指定の特別天然記念物、田島ヶ原サクラソウ自生地のサクラソウは危機的状況です!

 

さいたま市は、サクラソウ再生のための「クラウドファンデング」を昨年行いました。

目標額を超えて、募金は集まりました!

本当に、多くの皆様が、サクラソウを愛して、守っていきたいと願っている現れです。

 

はて?さて?この集まった募金で、

どのような保全対策をしたのか?

 

予算委員会で資料要求し、

驚きました。

そこに書かれているのは、

年度予算で組まれた、はじめから行うことが決まっていたものでした。

 

予算委員会でこのことについて追及しました。

 

そのときのやりとりの一部です。

(言葉など、若干、省略等しています)

 

久保 要求させていただきました資料、145ページ、クラウドファンディングの使途一覧を見ますと、これ、全て年度予算に組まれていた内容なんです。どういうことなんでしょうか。

使わなくて済んだ予算はどこに行ったんですか。

 

文化財保護課長  本件に限らず、本市のクラウドファンディングにつきましては、既に予算措置をされた既存事業に応援していただく形で寄附金を募る形になっております。

集まった寄附金につきましては、財源構成を行って、サクラソウ自生地のクローン事業費充当させていただいております。

浮いたというんですか、そういった予算につきましては、市が実施する事業に広く活用する財源となっております。

 

な、なんと!

サクラソウのために集めたお金で、

さらなる保全対策を行ったのではなく、

予算確保していて、やる予定だった対策に充てて・・・

浮いたお金は、市が実施する事業に広く活用する???

 

これって、他の事業に使ってしまうってこと?!

 

そりゃあんまりです!

 

その後のやりとり(省略等してあります)

 

久保  募金をもらって、それで予算を浮かして、浮いた予算は何かその局で使いますみたいなことになってしまっている。

そうじゃなくて、募金はさらなる保全対策に使うということで発信をして、サクラソウのために使うように改善をしていくべきではないですか。

 

文化財保護課長  サクラソウに使うということで、制度としては、市の制度。

本件に限らずそういったものになっておりますが、そういったこともありますので、財政部門と共に協議をさせていただきたいと思っております。

 

さいたま市は、サクラソウだけでなく、6つの事業にクラウドファンディングを行っています。

 

クラウドファンディング型のふるさと納税というらしく、

財政局で、行っています。

 

財政局さん、節約もいいですが、

このようなことはやめてください。

 

特に、サクラソウは、更なる保全が必須であり、

絶滅の危機にあることを知っている市民が、

サクラソウの更なる保全対策を願って募金をしたことを、

肝に銘じていただきたい。

 

まるで、これ、詐欺のようなことではありませんか!

 

サギと言えば・・・

さいたま市は、以前、野田のサギ山が、

サギがいなくなり、国の特別天然記念物の指定を解除されてしました。

 

サクラソウも同じになったら大変です。

 

サクラソウは文化財でもあるので、所管は教育委員会ですが、

市長も、もっと本気で考えていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

2月議会が終わって、昨日は新たな週の始まりの月曜日。

 

ものすごい強風のなか、西浦和駅で、手づくりニュース133号をお配りさせていただきました。そのようななか、ニュースを受け取っていただき本当にありがとうございました。

今朝は、南与野駅で。

ありがとうございました。

 

 

議会を振り返って、

 

新年度予算では、さまざまな問題点もありましたが、

(本当にサクラソウのクラウドファンディングなど、看過できないことも多々ありました)

このことは、後日、丁寧にみなさまにお伝えしたいと思います。

 

一方で、いくつかの政策が前に進み、

とても嬉しく思いました。

 

交通政策、障がい者の移動支援、DV被害者支援・・・

 

DV被害者支援では、

 

2019年の9月議会、一般質問で、

DV被害者支援の「ワンストップの相談支援体制を求める」質問で、

久留米市の例を紹介して、

相談共通シートの作成を求めました。

 

被害者は暴力から逃れてきて、

新たな人生をスタートするにあたり、

さまざまな行政の課をまわる必要があり、

手続きの窓口で、何度も同じ内容の思い出すことが辛い経験を話さなければなりません。

共通シートの活用すれば、何度も同じことを話さなくて済みます。

せめてそのくらいは行ってほしいものです。

 

翌年、共通シートは作成されました。

 

しかし、それは、

 

いろいろな制度のお知らせ案内版のようなもので、

私が求めていたものは違いました。

 

私はそれから、決算委員会、予算委員会などの場で、

改善を求め続けました。

 

そして、ついに、

久留米市で活用しているような

被害者が何度も同じ事を話さなくて済むような共通シートができました。

 

3月1日、予算委員会でのやりとりから

久保 資料要求させていただきましたDV相談共通シートの改善前と改善後ですが、共通シー トとして本来の役目を果たすような書式になって、本当によかったと思っております。ありがとうございます。当然このシートは、被害者支援に関わる全ての部署において、区役所の福祉課も 含め行き渡り、被害者がつらい経験を何度も同じことを話さなくていいようにしていくために活用していくと理解してよろしいでしょうか。

 

人権政策・男女共同参画課副参事  委員御指摘のとおり、被害者の方が何度も説明することによって二次的な被害が生じてしまうということを防止するために、区役所の関係機関も含めて活用していただけるように制定したも のでございます。 

 

久保 私、一般質問で求めてきたので、本当にこのような形になって、うれしく思います。ぜひ被害者に寄り添った支援を今後もさらによろしくお願いいたします。 

 

同行支援については、

もうかれこれ10年くらい前から、

役所や相談機関、病院などに行くことができず、

支援が行き届かない被害者がいると訴えてきました。

「ひとりで、頑張って、ここに行ってきて」と言っても、

心身ともに傷ついた被害者は、行くことができない。

なので、一緒に行ってあげて欲しい。

同行支援を実施していただきたいと申し上げてきました。

 

そのたびに市は、

「自立のためにひとりで行くことが大事」

と、同行支援を否定し続けてきました。

 

そのため、はじめにできた共通シートは、

制度の案内シートのような形になっていたのです。

 

それが、今回

久保 新法の施行に伴い、複合的な問題を抱えた女性に 寄り添った相談支援の充実とあり、同行支援も行っていくとありました。同行支援は、ど こに配置されているどのような方が行うのか。また、同行支援の中身、どのような場合に行うの かお示しください。 

 

人権政策・男女共同参画課副参事   同行支援につきましては、もう既に現在、、男女共同参画相談室の正職員が実施しております。 法施行後は、相談員も場面に応じて同行支援を行う予定でございます。 内容としましては、区役所での手続ですとか、医療機関への受診、あと関係機関などへの同相談員も場面に応じて同行支援を行う予定でございます。

  内容としましては、区役所での手続ですとか、医療機関への受診、あと関係機関などへの同行支援などを想定しております。 実施に当たって、どのような方に対して同行支援していくかというところなんですけれども、 身体的な理由ですとか、あと、メンタル面でちょっと不調を抱えていらっしゃる方、あと様々な 理由から相談者自らが動いたりとか説明することがちょっと困難である場合には一緒に行ったり ですとか、あと区役所の手続等で複数の窓口をまたがるようなちょっと複雑な場合については同 行支援しているという状況になります。 

 

久保 とてもいいと思います。 以前、「1人で行って来てと言われても、できないのが被害者である」と指摘させていただきまし た。そのときは同行支援をしていないときで、ここまで前進して本当によかったと思います。

 ただ、同行支援を丁寧に行うには、本当に今の体制で大丈夫なのか不安です。人員体制を拡充 する必要があると思うのですが、人員体制についてどのようにお考えかお示しください。 

 

人権政策・男女共同参画課副参事   相談者に寄り添った丁寧な支援を継続して行えるように、適切な組織体制については今後も検 討してまいりたいと考えております。

 

久保 ぜひ人員体制を整えて、本当にしっかりとした支援をよろしくお願いいたします。 頑張ってください。

 

みなさん、こんなに変わったのです!

 

同行支援なんて、非常識と言われ続けてきたのが、

 

まさに、今や同行支援は常識になりました。

 

約10年、訴え続けてよかったです。

 

非常識が常識に変わりました。

 

3月1日は、

担当課の答弁を聴いて、

胸がいっぱいになりました。

 

ああ、変わったんだ。

変えることができたんだ。

 

 

 

こんばんは。

 

ずいぶんとご無沙汰してしまい、

申し訳ございません。

 

病気の子猫の保護や、

自宅の猫も病気になり、

議会、イベントと多忙で、

なかなか更新できないでおりました。

 

今日、さいたま市議会2月定例会が閉会しました。

 

新年度の予算審査もあり、

長い議会でした。

 

最終盤の昨日、

追加提出の議案があり、

介護と障がいの議案で、

私が所属する保健福祉委員会にかけられて、

その日のうちに、

質疑、討論となり、

本当に大変でした。

 

内容は、厚生労働省の省令改正に伴って条例を改正するもので、

省令が変わったら、市としてそれに合わせなければならないので、

賛成をすることが多いのですが、

中身の疑念が拭えないのと、

あまりに拙速なので、反対しました。

 

ここに反対の討論を貼り付けます。

まずは、高齢者の議案

 

日本共産党さいたま市議団の久保美樹でございます。私は、議案第87号「さいたま市養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」に反対の立場で討論いたします。

 本議案は厚生労働省の省令改正に伴って条例を改正するものです。内容としては介護サービス事業所を効率的に運営する観点から、管理者が兼務できる事業所の範囲を別の敷地にある事業所でも可能にすること、「介護現場の生産性の向上」ということで委員会の設置や介護機器を導入していくことなどが示されています。

 質疑において管理者の任務は、経営、人事、現場でのマネジメントなど多岐にわたることが明らかになりました。

はたして、同一敷地内以外でも管理者兼務を可能とした場合、管理者としての任務が果たせるのか不安が残ります。

 「介護現場の生産性の向上」で介護機器を導入して、職員の負担を軽減するとのことですが、そもそも「生産性」とは民間企業の経営において用いられる概念であり、営利を追求しない介護の現場にもちいることは問題です。

 人の手で、温かい介護こそ高齢者福祉に欠かせないものであり、そこをいかに充実させていくか、介護現場の人材不足を改善するには何が必要かの議論をせずに、職員の負担軽減と言う言葉を使い安易な道に進むことに大きな懸念を感じます。また、本改正によって利用者の負担が増えることも問題です。具体的な支援策や対策も示されておらず、短期間にこれだけ多くの改定を実施することはあまりに拙速であると言わざるを得ません。

 以上のことから議案第87号に反対いたします。

 

次に障がい者の議案、

 

日本共産党さいたま市議団の久保美樹でございます。私は、議案第88号「さいたま市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」反対の立場から討論いたします。

 本議案は厚生労働省の省令改正に伴って条例を改正するものです。内容としては新たに地域との連携の強化として「地域連携推進会議」を開催しなければならないこと、「就労選択支援にかかる事業」においての規定をすることなどが示されました。

 「地域連携推進会議」の義務化の背景には、社会保障審議会・障害者部会で「障害福祉サービスの実績や経験があまりない事業者の参入により、支援の質の低下が懸念される」と指摘され「運営が閉鎖的になる恐れのあるサービス類型については、地域の関係者を含む外部の目を定期的に入れることが有効」と提言されたことが背景にあります。このことに関しては、私も障がい者の日中サービス支援型のグループホームにおいて不適切な対応等を議会で指摘させていただいたように、今、営利目的で、障がい者への理解がない事業者が増えていることは事実で、改善は必須です。

 しかし、その対策として地域での会議開催でいいのか?が問われます。そもそも健全な障がい福祉事業者では、人材不足や運営困難が叫ばれており、そこへの支援をないがしろにして、監視だけを強めても障がい者福祉は前進しません。

 「就労選択支援に係る事業」においては福祉的就労から一般就労への移行を積極的に推し進めていくことが目的とされています。障がい者が一般就労をめざして行くには、事業所でさまざまな体験、学習、支援を受けながら、丁寧に就労への道を開いていく必要があると考えます。今でも一般就労したが、不当な扱いや、仲間ができないなど、孤立し、辛い経験から二次障がいとなり「あんなに明るい子が廃人のようになってしまった」などの事例があります。障がい者団体からは「あなたはこのことができるから、ここで働こう」と上から押しつけて一般就労へ進められてしまうのではないかと、懸念の声があがっています。

 何より障がい者が自分らしく、仲間と一緒に働きくらしていけることが大事で一般就労への移行ばかりを進めるやり方に大きな懸念を感じます。本条例改正は拙速であり、議案第88号に反対します。

 

 

これからの福祉はどうなっていくのか?

本当に不安です。

私は、まずは、その現場で頑張っている方々や、

当事者、家族、関係者の声をよく聴いて、

その願いに沿った政策をつくっていくことが大事だと考えます。

 

 

 

こんにちは。

 

今日の議会は、各常任委員会が開かれ、

議案の審査と議案外質問が行われました。

 

 

今議会、保健福祉委員会には、18件の議案が付託されました。

 

今日はそのうち、介護保険に関する議案について、ご報告します。

3年に一度の介護保険料の改定と介護認定審査委員の定数改定の議案です。

 

討論に立ちました。

 

討論文章を貼り付けますので、

お読みいただけたら、幸いです。

 

日本共産党さいたま市議団の久保美樹でございます。私は議案第50号 さいたま市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論を行います。

 本議案は、介護認定審査会委員の定数変更と介護保険料を3年ごとの見直しに伴って、第9期介護保険事業計画に基づいて、改定するものです。

 介護認定審査会委員の定数が320人以内から340人以内に増やすことについては、昨年の12月定例会、保健福祉委員会の議案外質問で介護認定申請から決定までの日数がかかりすぎることを指摘させていただいたので、定数増で合議体が増え、日数短縮につながることから歓迎いたします。

 一方で介護保険料の改定においては、介護保険料は改定されるたびに保険料が引き上がる仕組みになっていて、介護施設や介護サービスが充実されればされるほど保険料にその負担が反映し、保険料が引き上がります。介護報酬の引上げも、保険料引上げに連動します。   

 今回は、介護保険料段階設定が12段階から15段階に増えることになり、所得によっては、保険料が引き下げになる方もいると期待をしましたが、引き下げは、第1段階のみで、他段階においては10万円の控除がなくなることから、第1段階をのぞくすべての段階で引き上げになることが明らかになりました。これでは細分化した意味がありません。

 2000年に始まった介護保険制度は、制度開始時は一律1割負担の利用負担でしたが、2015年に2割負担、2018年には3割負担が導入されました。さらに利用料そのものの引き上げや介護サービス削減で、物価高騰に苦しむ高齢者や家族は、さらに負担を強いられ、必要な介護を受けられなくなる人が続発しかねません。そのため介護保険のための保険という商品ができる事態にもなっていて、介護保険は保険詐欺という言葉が横行しています。

 今、自治体に求められているのは、介護保険を守るためにも、基金や一般会計からの繰り入れを行い保険料のこれ以上の引上げをしないことです。

 岡山市では、物価高騰など踏まえ、基金の取り崩しで値上げしない案がだされました。さいたま市の基金は令和6年度末で50億円を超える見込みです。さいたま市も岡山市のように基金を取り崩し、値上げをしない努力をすべきです。

 以上のことから、議案第50号に反対します。

 

委員会では、私だけが反対し、他の委員は賛成しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは。

 

今議会には、子どもの医療費無料を18歳まで拡大する議案がかけられています。

 

党市議団がかねてから求めて来て、

2023年の一斉地方選挙では、

4つのゼロ!を共通重要政策に掲げました。

 

4つのゼロは、

 

子ども医療費18歳までゼロ。

水道料金、半年間ゼロ。

学校給食費ゼロ。

国民健康保険税の子どもの均等割ゼロ。

 

私は、2023年の6月議会の

代表質問で、

水道料金と子どもの医療費の質問をしました。

 

その時の動画を配信させていただきます。

ぜひ、ご覧くださいませ。

 

 

 

 

このときの市長は、全国一律が望ましいので、

国に働きかけていると答弁されていました。

 

その後、埼玉県の動きもあり、

昨年の12月議会の他会派の質問で、

市長は18歳まで無料にすると答弁しました。

 

そして、今議会に議案として出されています。

 

明日は、保健福祉委員会で議案審査が行われます。

 

 

 

こんにちは。

 

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

 

さいたま市議会は、

2月6日から2月定例会が始まりまして、

昨日から代表質問が行われています。

 

今日は、他会派の代表質問で、

知的障がい特別支援学校の教室不足問題、

学校設立を求める質問がありました。

 

13年前、この質問をしたときは、

質問に感動したというお言葉をいただきましたが、

特別支援学校は不要であると考える方が多く、

共感は得られませんでした。

 

それがついに代表質問でも取り上げられるようになったかと

思うと、本当に感無量です。

 

なにせ、私が議員になりたいと思ったきっかけは、

息子の通う浦和特別支援学校の教室不足問題で、

さいたま市に知的障がい特別支援学校をつくってもらいたいと思ったからです。

 

さて、今日は、昨年12月議会での一般質問。

「防災について」の質問動画をご紹介します。

 

能登半島地震で避難生活を余儀なくされている方々、

お亡くなりになられた方々を思うと胸が痛みます。

 

 

 

 

こんばんは。

 

早いもので、1月も終わろうとしています。

 

元日に能登半島地震が起き、今もなお、避難生活を余儀なくされている方がいると思うと胸が痛みます。

 

地震が起きたとき、私は息子と千葉県野田市にいました。

 

今年は訳あって、帰省した息子と野田市に行きました。

 

息子はここ数年、帰省すると、

夜は眠れず、一晩中騒いだり、

コンビニで爆買いをしたり、

大変でした。

 

昨年の夏は、それらの問題行動がなかったのですが、

きっとそれは、体調が悪かったからかもしれないと思い、

今回も大変なことになるだろうと不安でした。

 

ところが、大丈夫でした!

 

夜も寝てくれて、

コンビニでは「一つだけ買う」を守ってくれました。

 

野田市の神社で初詣もできました。

 

見よう見まねで、お賽銭を入れて、手を合わせていましたよ。

 

 

2日は、小さな遊園地に行きました。

 

 

何年ぶりかで、一緒にメリーゴーランドに乗りました。

 

小さい頃はよく一緒に乗っていたのに、

あるときから、絶対に乗らなくなっていたので、

正直、泣けるほど嬉しかったです。

 

 

観覧車にも乗りました。

 

その後、茨城の海にも行きました。

 

 

「コー!」

と言うので、

「コンビニいいよ、寄ろうね」

 

以前ならコンビニを見て寄らないと、

パニックになっていたのに、

「車、停められないから、違うコンビニね」

と言うのも理解してくれました。

 

ウソのように聞き分けが良かった。

 

自閉症は、30歳過ぎると落ち着くと誰かが言っていたけれど、

本当かもしれないと思いました。

 

息子、31歳です。

 

これからは、もっともっと良くなるかな?

なんて過ぎた期待はいけませんね。

 

でも、今年の夏、また一緒に遊ぶのが楽しみです。

 

 

 

2024年がスタートしました。

 

元日に能登半島地震が起き、翌日に航空機事故という

大変な年明けになりました。

 

お亡くなりになられた方にお悔やみと被災された方に心からお見舞いを申し上げます。

 

極寒の被災地、過酷な避難生活、

ニュースを見るたびに胸が苦しくなります。


一日も早い復旧、日常生活に戻れることを願っています。

 

今日は、さいたま市二十歳の集いがスーパーアリーナで開催されました。

 

12人の二十歳代表の方が、それぞれ思いや誓いを

お話しになり、感動しました。

大宮北特別支援学校の卒業生、

塙保己一(はなわほきいち)学園(県立盲学校)の卒業生が

それぞれ代表にいらして、

とても立派でした。

 

みなさんの未来が輝かしいものになるように

お祈り申し上げます。

 

そして、被災地の二十歳の方。

もしかしたら、さいたま市のように

今日、集いが行われる予定だったかもしれません。

今は、本当に辛い日々だと思いますが、

どうか前を向いて、

これからの人生を輝かしいものにするために

歩んでください。

心から応援します。

 

私たち市議会議員は、

毎年、来賓としてお声がけいただいております。

 

節目のお祝いの日に同席させていただいて、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

1月4日は、さいたま市の仕事始めの日で、

たくさんの市関係者が一堂に会しました。

 

今年は辰年で、

さいたま市のキャラクターつなが竜「ヌウ」の年でもあるので、

竜になったヌウの前で写真を撮りました。

 

今年も市民のために精一杯はたらく決意で、

浦和区の池田めぐみ議員と一緒に。