大晦日から事務所で暮らしています・・・(^^;)



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事務所から。夜なのに明るい。

蛍雪の功というけどホントだった。



この大雪のせいでまったく移動できないので結局元旦の仕事は流れてしまいました。



"ならば"と事務所の掃除やたまった資料やファイルの整理を終わらせて、昼食を買って家に一時帰宅しようと元旦の昼に外に出たもの・・・



もう事務所の建物の敷地内で雪に足をつっこむと膝から太腿あたりまで雪に沈む・・・。



そした、目の前のファミマで買い物しようとしたら。


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うわぁ・・・ 阪神大震災の時にみたことあるような光景になってる・・・



単純に俺が米子に移動できなかったってことは向こうからもこられないわけで、物流はたぶん大阪・広島方面から来てるのだろうけど、どちら方面も道路通行止めだったのは朝さんざん調べたから知ってたけど、身近なトコがこうなっているのを見て事態の深刻さを知る。


そして我がクルマを見てみたらナンバープレートどころかテールランプがしっかり隠れるほどに雪に埋もれている。しかも駐車場の一番奥に止まっているので出すまでに相当雪をどけなければならない。


これは無理だ。帰れない。


と思うと同時に



「阪神大震災の時は幼かったが今は違う。何かできることはないか」



と妙に使命感に燃え始めたのですが、道具もアイディアもなく、道路の雪をかいてみたり、目の前で定期的に雪に乗り上げて動けなく前輪駆動のクルマを助けようとしてみたけど、雪はかいてるそばから積もっていくし、クルマが止まるとどこからか、わらわらと人が来て奇跡のチームワークで助けてる。


だいたい私は気づくのが遅れて、気づいた時にはもう手を出す隙がないぐらい人が手伝ってて、私は手袋もスコップもないので何もできず・・・。




「何かができる確証がないなら余計なことはしない」



というとても重要な反省を得て、事務所でしゅんとしながら、Twitterで各地の様子をリツイートしたり、目の前でなんかあったら写真で報告するてなことをしながら、長く手をつけられてなかった「緊急ではないが、重要なコト」をこなしてました。




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こんな風に渋滞が起こると報告してました。




正直、こんな長いこと事務所にいたのははじめてです。



年末に私のオフィスを大掃除というか劇的ビフォアーアフターばりの大整理をしたので、とても居心地がよかった(というか手持ちぶさただったから片付けがさらにすすんだ。)し、夏の間、冷房がない我が家がイヤで泊まりこむことも多かったので寝具も含めて生活に必要なモノは最低限そろえてあったのが幸いしました。



ただ風呂に入れないのがキツい・・・。やはりここには住めない・・・。



あと島根町のちょこしの家が長い時間停電だったり、事務所からそう離れてないあやちゃん家でも停電したという話をTwitterで見て



「今、停電したら死ぬ。寒さ的にも暇的にも」



と危機感を募らせてました。あと外食ばかりなので食料の備蓄もなく↑の写真でかろうじて売れ残っていたパスタとパンを買った以外は飲み会のあまりのお酒ぐらいしかなく



「このまま物流が回復しなくても死ぬ。餓死的な意味で。」




ただ今日は幸いにして晴れ間ものぞいているようで、Twitterを見ると全体的に道路状況も改善してきているようだし、2日間電車の中で軟禁状態だったさおりも無事松江駅にもどってこれたみたいだし、状況は好転しつつあると判断できたのでよかったのですが。



それにしてもTwitterの利便性に感心してました。



私も昨日の朝までは移動をひかえていた者として、各地の道路・交通の状況は本当に気になっていたのですがTVを見ても



「そんなざっくりとした情報で役に立つかーーーーーーーー!」


ぐらいのことしか言ってなかったのですが、皆さんが自分の目の前に起こったことだけですが、写真付でアップされていたので各地の状況もわかりやすいし、ネットやTVに新情報が出ると周知してくれるのでマスコミなんかよりよっぽどアテになりました。


また放送サークルのさおりが帰省しようとして乗ったJRが2日ほど止まるという経験をしてそこであったことをTwitterで書いてたこと、またマスコミが「島根で唯一孤立していて、自衛隊が向かったが路面が悪くなかなか到着できない」と報じていた地域にいるちょこしが停電しながらもTwitterで様子を書いていたこととかも、さも災害現場からレポーターが中継しているかのように興味深くみてました。



考えて見れば阪神大震災の時なぞは、あそこまで巨大な被害がでているというのは最初まったくわからなかった


(ラジオで「新聞配達の方が亡くなった」というのをきいて、家族で「なんとかわいそうに」と言ってたのを覚えてる。運の悪い人が亡くなる、ぐらいの規模だと思っていた)


のですが、たぶんあの時にTwitterがあったらもうちょっと「これは、思った以上に大変な状況だぞ」とみんな早いうちに知れただろうし、その辺が政府に伝わって、その後の対応も早かったのではないかと思わなくもない。


あの時の政府も、今のマスコミも仕方ないというか、阪神大震災の時は「誰もそんなひどいことになっているとはわからなかった」 今ならば「さすがに24時間それだけ流してられない」と、その仕組み上、責められるべきモノではない(当人が「もっと何かできたのでは」と思うことは大切ですが)とは思うのですが、一つの違うカタチの生活に根付いてきた情報インフラとしての効能を思い知らされました。



まぁそんなこんなで外も明るくなってきたようなので、歩いて家に帰って風呂に入ってこようと思います。




事態はよくなりつつあるとはいえ、まだまだ路面の状況はよくありません。外出、運転される方はお気をつけください。



それでは。



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