今日のブログは東京からお届け
昨日今日と新宿調理師専門学校さんにて日本かつおまぐろ漁業協同組合のかつおまぐろ出前授業が行われました
たまたま別件で東京に出張に行っていたため、今回日かつの出前授業に参加させていただくことになりました
この出前授業は子供達にかつおまぐろのことをもっと知ってもらおうと日かつが都内の小学校を中心に行っているイベント
今回、8月に開催されるシーフードショーで促進会が新宿調理師専門学校の生徒とコラボレーションするにあたり、調理師の卵である生徒にもっとかつおまぐろについて理解してもらおうと今回の出前授業が実現しました
さっそく出前授業スタート
まずはマグロの種類について
基本の5種類(クロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ)の特徴や名前の由来、マグロと名前がつくけどマグロじゃない魚について等々
船主の僕も知らないことばかりで、大変勉強になりました
これはクロマグロの原寸大のサイズ(約300kg)
大きいですね
生徒もこのサイズにビックリした様子
こちらはマイナス60℃の魚艙で作業するとき着る防寒具
あっという間にカチコチになるので、このように完全防寒で作業します
それでも寒いんですが
他にも漁具の事や、操業時間、操業海域について説明
生徒も一生懸命聞いていました
説明会のあとは試食の時間
丁寧に氷水解凍したマグロとなにもしないで解凍したマグロの食べ比べです
右が氷水解凍したマグロで、左がなにもしないで解凍したマグロ
色からしてその差は歴然
ただ解凍しただけのマグロは死後硬直が発生し、マグロの旨味もドリップとして流れてしまいました
そのため色味も薄いピンクに
一方丁寧に氷水で解凍したマグロはドリップも出ず、色味も綺麗な赤色をしています
これ、同じマグロなんですよ
実際食べた生徒からは「ただ解凍したマグロはゴワゴワして味がなく美味しくない」という意見が目立ちました
解凍処理の仕方ひとつで価値が大きく変わるマグロ
これから調理師を目指す生徒には大変勉強になったのではないでしょうか
●浜田漁業部HPはこちら⇒ http://hamada-gyogyoubu.co.jp/
●乗組員の募集はこちら⇒ http://www.maguro-boshu.com/
●マグロ操業動画はこちら⇒ https://www.youtube.com/watch?v=RfSKGTxpIfQ