清福丸ブログ

知られざるマグロ業界の実態や日々の出来事をご紹介します。

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今日は太平洋クロマグロの資源管理をめぐる記事についてべーっだ!

「定置網は全国管理 地域、期間で偏りにも対応」
水産庁は24日に開かれた水産政策審議会第77回資源管理分科会で、7月から試行する太平洋クロマグロのTAC(漁獲可能量)制度の基本計画案を示した。
待ちの漁業として管理が難しい定置網は、突発的な来遊に備えた全国規模の共同管理を基本とし、獲れる地域や時期の偏りにも対応できる管理方式を提案した。(日刊水産経済新聞記事冒頭抜粋)


現在資源悪化が問題になっている太平洋クロマグロうお座
資源回復を目指す日本は中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の国際合意に基づき、現在、小型魚(30キロ未満)は2002‐2004年の平均漁獲水準から半減の4,007トン、大型魚(30キロ以上)は2002‐2004年平均漁獲量の4,882トンを超えないように漁獲可能量(TAC)を設定し、管理されています得意げ
小型魚のTACの4,007トンのうち、巻網漁業に2,000トン、定置網・曳き縄・一本釣りなどの沿岸漁業に2,007トンが割り振られましたメモ
そこから沿岸漁業は6つのブロックに分け、定置網・曳き縄・一本釣りにそれぞれ上限値を設定し、TACを超えないように管理しようとしましたメガネ

しかし、その管理方法で問題になったのが定置網の漁獲管理ビックリマーク
定置網は待ちの漁業と言われ、迷路のような仕掛けに入った魚を網で獲りますにひひ
そのため網にかかる魚の種類を選択することが基本的にできませんうお座
昨年はクロマグロが北日本ブロックの定置網に例年より多くかかったことで、上限値を大幅に超過する事態になりましたあせる
しかし定置網はかかる魚の魚種を選択できませんガーン
そのため、後半は網上げを行い、操業を自粛せざるを得ない漁業者が出てしまいましたしょぼん

これは漁業者の問題ではなく、制度設計の問題ですむっ
自然相手に商売している漁業者に計画通り魚を獲りなさいというのは土台無理な話しょぼん
ましてや定置網のような魚種を選択できない漁法では、操業自粛しか方法はありません禁止
しかし操業を辞めれば収入が途絶えるため、漁師にとってまさに死活問題です叫び

水産庁もその辺の事情は重々承知のことメガネ
そこで今回定置網では突発的な来遊に備え、全国規模の共同管理枠を設けることにしました本


実は北日本ブロックの定置網では上限値を大幅に超過する一方で、他地域では上限値に達しないブロックもありました得意げ
この地域間の漁期の偏りを是正するため、3期別の上限目標を設置し、それぞれの目標に対して警報などを発出注意
さらに東西のサブグループを設け、東○トン、西○トンと漁獲目安を作成するなどの対策も講じています得意げ

それでも定置網全体のTACは前回と変わらず得意げ
あくまで地域間の偏りを是正したということで、枠を超えそうになったら網上げなどで操業を自粛するのだとかシラー
定置網漁業者にはまだまだ試練が残りますしょぼん

今回の政策は定置網の規制の在り方を変える話でしたが、今後は巻網船による産卵期のマグロを狙った漁獲を規制するなど資源回復のためにより踏み込んだ政策が必要ですグー
すでに我々遠洋マグロ業界では大西洋クロマグロやミナミマグロで厳しい資源管理を実施したおかげで資源は劇的に回復しましたクラッカー
一方で現在日本は太平洋クロマグロを巡って世界中から厳しい目を向けられていますむっ

資源を回復させるも枯渇させるも管理政策次第ビックリマーク
今後の水産庁の舵取りに注目したいと思います目

●浜田漁業部HPはこちら⇒  http://hamada-gyogyoubu.co.jp/
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工事日程が遅れ気味で進んでいる閉伊川水門工事ドリル

先月、左岸締切が完了したところですが、構造物設置に向けて、左岸締切内の河川の水抜きが始まり、つい最近作業が完了しましたレンチ


締切内の水抜きは上水をポンプで汲み上げ外部に排水すると同時に、締切内の地下水も汲み上げて排水するのだとかシラー

こちらは地下水を汲み上げる真空ポンプの図カメラ
この真空ポンプを使い、井戸内の空気を吸引して地下水に負圧を与え、集まる地下水を水中ポンプで汲み上げるのだそうですロボット

気が付いたらあっという間に締切内の河川の水は空っぽになっていました空

これからの日程は完成図の赤丸で囲ったような左岸側構造物が建てられるようです目

完成は平成33年度かお
5年後には鍬ケ崎地区をはじめ、宮古湾周辺の風景がガラリと変わりそうですしょぼん


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昨年魚価が高騰したビンチョウマグロ¥
一時期400円/kg以上という高値が付き、なぜこんなにも高騰したのか業界関係者でも分からず、我々漁業者の間でもミステリーとなりましたはてなマーク

そんななか、この疑問を解く鍵が日刊かつお・まぐろ通信に載っていたのでご紹介メモ

「冷凍ビンナガの全国冷蔵庫在庫量、低水準続く」
水産庁の冷蔵水産物流通統計による冷凍ビンナガの全国冷蔵庫の3月末在庫量は、昨年あたりまでではないにしても低水準の推移が続いている。
遠洋カツオ釣り漁船の近海東沖ビンナガ操業が始まったが、今のところ魚価を取り巻く環境は悪くないとみられる。(日刊かつお・まぐろ通信記事抜粋)


下の表は冷凍ビンナガの在庫量をグラフにしたものクリップ


特筆すべきところは去年の在庫の推移メガネ
平成26年や過去5年の平均と比べて、去年27年の在庫量は70%程度で推移しましたダウン

今年の在庫量は去年より高い水準とはいえ、過去5年平均の90%程度推移しています得意げ

さらに今年は南半球が大荒れのため、今後遠洋マグロ船からのビンチョウの供給は不透明な状況台風
世界同時不漁と言われる昨今、今年も水揚げ量が少なければ価格が高騰する可能性もありますむっ

近海ビンナガ操業も始まったことですし、今後のビンチョウマグロの流通量からも目が離せません目

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