4月18、19日代々木公園で行われた日本最大級!市民による地球フェスティバル「アースデイ東京2015」。

1日目は風が強く吹き、フライヤーが飛ばされないように、2日目はぱらつく雨にソワソワしましたが大きく天気が崩れることなく11万人の方が訪れました。

アースデイとは1970年アメリカで4月22日を地球の事を考え行動する日「アースデイ」として市民が中心となって環境を守る行動を始めたもので、アースデイ東京は2001年から始まり今年で15回目。
今では社会を変えるためのイベントとしてさまざまな団体、企業が参加しています。

瀬上沢基金としては、瀬上沢で提案されている開発計画に対してナショナルトラストという形で、開発予定区域の土地を取得、借用を目的とした基金を集める為に寄付を募っている事、寄付者の人数をみなさんが横浜の自然を守りたいと思う気持ち「みなさまからの声」として、行政に届けている事を説明。

「瀬上沢の魅力を伝えるプロジェクトを行っている」
「瀬上沢は横浜に残された貴重な大切な自然なんだ!」
とみなさまにお話しさせていただきました。

簡単なワークショップとして積み木に生き物の絵を書いていただき、積み上げて生き物同士のつながり合いを作る「積み木で生態系を作ろう」を行いました。

積み上げた積み木が開発により一部崩れる仕掛けがあり、生き物のつながり合いが崩れるさまを見て、目を点にしてぽかんとする子供が数人いました。



何かを感じてくれたのかもしれません。

あるお母さんは「なんか悲しい気持ちになった」とぽつんと言ってくれたのが印象的でした。
「実際の開発が起これば、失う自然に暮らす生き物はいなくなりそれによって周りの生態系にも影響を与えることになる」と積み木で起こる状況を現実に起こる事に当てはめて説明すると多くの方にご理解いただけたようです。
多くの子供たちと大人にも参加していただいて、生き物のつながり合いの尊さを感じていただけたと思っています。




横浜の自然「瀬上沢の保全」というローカルな問題を東京で開催されるイベントで発信することに多少の不安がありましたが、「横浜瀬上沢」という知っている文字が目に入り立ち寄ってくれる横浜在住の方や、子供のころ瀬上沢周辺で育った方、横浜の自然というだけで立ち止まって興味を示してくれる方が本当に多くいらしゃってアースデイの出展を有意義にすごすことができました。



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皆さんの撮影した瀬上沢の写真を募集しています。(せがみりょく発見プロジェクト)
みんなの瀬上沢アルバム
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