「"瀬上沢の生態系評価"」 ―― (基金会員)水野光彦
~ 3/23・東京都市大学での環境研究会で発表 ~

"食物連鎖箱法"とそれを発展させた“生態系健全度簡易評価法”による生態系評価で、瀬上沢が97.5点となり、横浜でトップクラスの優れた生態系を維持している場所であることが明らかになった。

“食物連鎖箱法”は、現神奈川大学法学部教授の川瀬博氏が、「食物連鎖の構造を知る事が、生物群集の基本構造を知ることにつながる」という視点にたち、1998年ごろ考案した。
都市域における自然の生態系評価方法として適しているといわれている。

今回この方法で瀬上沢の生態系評価を行なったのは、当基金会員で環境研究家の水野光彦氏。
「谷戸の埋め立ては、そこに生息する植物と動物をすべて殺してしまうわけで、そこに自然公園等をつくれば豊かな水と緑、生態系の保全ができるというのは、まちがいである」という。


詳しくはこちらをご覧下さい。
→食物連鎖箱法とそれを発展させた生態系健全度簡易評価法による地域生態系の評価(pdf) 

(参考)関連情報:横浜市環境創造局環境科学研究所資料
"公園緑地などに関する質的評価"発表資料