Forbs: Infamousの成功に沸くソニー、Titanfallに口を閉ざすMSとEA | みらいマニアックス !

Forbs: Infamousの成功に沸くソニー、Titanfallに口を閉ざすMSとEA

ソニーは昨日のPS Blogにおいて、Infamous: Second Sonが発売後わずか9日で百万本を突破したことでSucker Punchを祝福した。この数字はGTAやCoDの累計を震撼させるようなものではないが、売上は非常に好調で、シリーズ最高のヒットとなることは確実だ。

このニュースを見て、Infamousと同じ頃に発表された次世代機向けの超大型タイトル、Titanfallの運命について私は考え込んだ。待望の発売以来、どのくらい売れたのだろうか?

このゲームのセールスについての情報を見つけることは容易ではない。憶測や不完全なデータは山ほどある。探してみても、MSやEAが売上のマイルストンを自慢する記事は見つけることができないだろう。そのかわりに見つかるのは、売上を推定するいい加減なブログコンテンツの束だ。VGは、世界で145万本売れたという記事を二週間ほど前に掲載している…小売店でだ。VGはそれしか追えないからだ。

Titanfallほどの知名度の高さを考えると、もっと多くの情報がゲームの売上について出ていないのは不自然に思える。Titanfallが売れていなかったり、Infamousの方が売れていたりするとは思わない。だがソニーは、ライバルであるXbox One/PCにおそらく及ばないにせよ、Infamousを笛太鼓ではやしている。パッケージ版とDL半の間で、EAあるいはMSは、Titanfallは目標に達したかあるいは上回ったと発表したいことだろう。四半期決算で公開を迫られる前にだ。

Infamous: Second Sonはそれほど宣伝には力が入っていなかった作品が、品質、ファンの間での評判、そして売上のすべての点で期待を超えたというケースだ。評論家にもPS4のユーザにも大変好評であり、シリーズの過去作品よりも良く売れている。このゲームは良いゲームだと考えられていたが、派手な宣伝を行っていたどころではかなった。それでも良く売れ、褒め称えられたのだ。

Titanfallは少々例外的なケースであることが明らかになっている。これは大変な勢いで登場し、レビュースコアもそれに見合ったものだった。だが発売直後から、ネット上の評判はあり得ないほどの短時間で立ち消えた。プレイヤーはゲームの乏しいモードをあっというまに終わらせてしまい、もっとプレイしたいと思っても、本当にやることがなくなってしまったのだ。将来的にはこのゲームはアップデートされ、パッチされ、もっと多くのコンテンツが登場するのだろうが、これまでのところ、このゲームは将来登場する何かよいものを当てにすることはできそうにない。発売時点においてさえだ。

Titanfallが爆発的に売れていれば、私はこんなことを言うこともなかっただろう。だがMSも、EAも、Respawnも、誰一人として売上について口を開かない以上、Titanfallが彼らが望んでいた場外ホームランではなかったのではないかと思われるのだ。おそらく彼らは、Tomb Raiderが何百万本を売り上げながらも成功とは言えないというワナにかかってしまったのだろう。AAA級ゲームの巨額の費用の不幸な副産物だ。

(略)
Titanfallは、Infamousの百万本のおそらく倍以上は売っただろう。それでもそうした公式発表は出ていない。パブリッシャはゲームの売上を公開するべきだといっているのではない。Titanfallほど重要なゲームであれば、彼らが販売実績が公開する価値のないものだと考えない限り、発表しないのは不可解だということだ。


NS: forbes  While Sony Celebrates 'Infamous' Sales, Microsoft/EA Still Quiet About 'Titanfall'


みらい的コメント:


Pachter氏によれば、EAのターゲットは最大で一千万本程度とのことだった。

ロンチ二百万本程度とはなかなか立派なものだとは思うが、目標が一千万本級となると、さすがに足りないかもね。