国際ゲーム開発者協会： 任天堂はRapp氏不当解雇の責任を逃れることはできない

先週、世界に8,000社のメンバーを持つ国際ゲーム開発者協会*の役員Kate Edwards氏が、任天堂によるAlison Rapp氏の解雇問題について声明を発した。

Edwards氏は任天堂の対処が、世界中の開発者と開発者以外の従業員に対して、ネット上の非難中傷があっても会社は自分たちを守ってはくれない、という否定的なメッセージを送ってしまったことを懸念している。氏はまた、業界で働く人々に対して組織的にネガティブ・キャンペーンを行う者たちに、任天堂が勝利を手渡してしまったとのではないかと怖れている。


「Alison Rapp氏を解雇したことについて任天堂は公式に説明し、Rapp氏に対して荒れ狂っていたネット上の組織的な、嫌がらせと名誉毀損のネガティブキャンペーンについてのどんなものとも関わりにならないようにしようとしてきました。ですが行動に出たタイミングは良く言っても不審なものです。

「残念ながら一連の対処において、任天堂には自覚がないことは明かです。ネット上の憎悪に満ちた集団、嘲笑を浴びせ名誉を傷つけることによってRapp氏以外の女性ゲーム開発者を解雇させようと企む集団に、勝利を手渡してしまったことに。

「今、私たちは期待します。全てのゲームデベロッパ・パブリッシャが、ソーシャルメディア上のますますネガティブになる動きに対して十分に覚悟を決め、さらなる洞察力をもち、従業員をもっとしっかりと守っていくことを。弱い立場にある従業員であればなおさらです。

「積極的であり、目覚めている人は大勢います。ですがこの業界がもっと成長しなくてはいけないことは明らかなのです。

*International Game Developers Association


NS：　venturebeat　　Game developer group doesn’t let Nintendo off the hook for firing Alison Rapp