[GDC 2016]「PlayStation VR」について吉田修平氏に聞く | みらいマニアックス !

[GDC 2016]「PlayStation VR」について吉田修平氏に聞く

4Gamer:50タイトルというローンチタイトルについては,どのようにお考えですか。
吉田氏: 少し多すぎたのではないかと感じる部分もあります。(略)各メーカーさんが十分な収益を上げられなくなるという可能性も出てくるわけです。

4Gamer:つまり,リリースされる新作ソフトの数をコントロールしていくと?
吉田氏: コントロールはしません(略)。開発者が次の作品につなげていけるようになっていたらと思います。その意味で,ハードウェアのインストールベースを増やしていくのが我々の義務です。

4Gamer:「キラーコンテンツが生まれるかどうかは予想できない」との話をどう思われますか。
吉田氏: VRゲームもまったく新しい市場ですから,どんなゲームが売れるのかを予想するのは非常に難しいですね。(略)
 
4Gamer: 旧来の手法でVRゲームを制作してもヒットにはつながらないということでしょうか。
吉田氏: 例えば企画に3年もかけてVRゲームを作っていたら,業界全体としての知識レベルが上がってアイデアが古くなってしまったり,ゲーマーのニーズとかけ離れてしまったりといったことが,とくにVRゲーム市場では十分に想定されます。(略)


NS: 4gamer  [GDC 2016]発売時期と価格が発表されたばかりの「PlayStation VR」について,SCEワールドワイド・スタジオのプレジデント 吉田修平氏に聞く


みらい的コメント:


未来を信じ、自分の直感を信じ、おもしろそうなコンテンツに惜しまず金を使うこと。
つまらないゲームは黙って水に流し、おもしろかったゲームには心からの賞賛を惜しまぬこと。
コアなゲーマーとは、つまりそうしたことのできるゲーマーだと思う。
VRを心待ちにしているゲーマーはそうした人々だ。

ローンチタイトルが多すぎる?問題ない。必ずや、彼らは貪欲に買いまくるだろう。
例えば、日本でのVitaのロンチでそうしたように。