Digital Foundry: Xbox One向けのSWBF・β版の動作検証 | みらいマニアックス !

Digital Foundry: Xbox One向けのSWBF・β版の動作検証




Xbox Oneのβ版を詳しく見てみよう。PS4と同様、Battlefrontは50-60FPPSで動作しているが、エフェクトがかかったときに処理が詰まる傾向がより顕著だ。


Xbox Oneの画面がPS4の900pの画面に及ばないのは明かだ。PC版が実現しているフルHDの1080pには及ばないとはいえ、PS4版の画面は全体を通じてクリアーだ。実際に目にしてみても1080pに迫る説得力がある。この世代のコンソールにおいて、1600x900が応急処置的な解像度として用いられるケースが増えている。きちんとした画像処理がなされている限り、この解像度には確かに説得力があるのだ。だがXbox One版の解像度不足の720pでは、ポスト・プロセッシングで埋め合わせようにも、DICEができることはほとんどない。この解像度は、この世代で期待される品質の下限を下回っているのだ。

β版でのパフォーマンスでいえば、Xbox One版はPS4とまったく同様に60fpsをターゲットとしており、だいたいにおいてそれに近い状態を保っている。Xbox Oneにとって悪いニュースは、PS4と比較すると50FPSへ落ちることが多いということだ。Walker Assaultミッションがクライマックスを迎えた際にはそれ顕著だ。ここでのプレイの終わり頃には著しいフレームレートの低下が見られ、トレンチ全体で透明効果がかかった際には50FPSを下回ることが何度もあった。反乱軍の基地内は特に処理が重いエリアであり、AT-ATが入り口への攻撃が始まると、長く続く50FPSへの処理落ちが発生している。

Xbox One版のフレームレートの基準値は60FPSだと考えられる。だがエンジンに負荷がかかった場合、Xbox Oneの処理落ちはPS4版に比べて顕著であり、かつ長く続くと言える。幸い小さなマップであればずっとスムーズに動作するし、サラストでの16人のマルチプレイやタトゥイーンのサバイバルモードでもほぼ完璧な60FPSを実現している。そこかしこで見られる処理落ちがなければ、この2つのモードでのXbox One版のパフォーマンスは、イライラさせられるものでは全くない。


NS: eurogamer  Performance Analysis: Star Wars: Battlefront beta on Xbox One