龍が如くゼロ： PS4版が品切れ続出。中国本土でヒットを飛ばしている模様。

龍が如く0ー誓いの場所は中国本土に向けてリリースされるシリーズの最初の作品だ。いくつかの小売店を見て判断する限り、この作品はヒットとなっている模様だ。

このゲームのアジア版の音声はオリジナル（日本語）だが、中国語字幕が含まれている。（中国系の登場人物は中国語で話す。日本語版でもしばしばそうなっていたようにだ。）

Play-Asiaを見ると、中国字幕のPS4版はあっさりと「売り切れ」とだけ表示されている。（略）
他の小売ではどうだろうか？　やはり売り切れているようだ。

うーむ。

これは良いことでもあり悪いことでもある。良いというのは、素晴らしいゲームが大きな売上で報われるのを見るのはいつだって結構なものだからだ。しかしこのゲームを買いたい人にとってはそうとばかりは言えない。

また言っておくべきなのは、このゲームが中国圏のユーザに人気を博しているのは別に驚きということではないということだ。日本で長く続いた人気シリーズとして、おそらくこの作品に興味を持っている中国本土のゲーマーは大勢いただろうからだ。

そしてこの龍が如く0には何人もの中国人キャラクター（善玉も悪漢もだが）が登場するのだが、彼らは非常にしっかりと描かれている。少なくともステロタイプなどではないのだ。





NS：　PSLS　　Yakuza 0 PS4 Version Selling Out in Asia

みらい的コメント： 日本のゲーム業界にとっては朗報。 一方、PS4のライバルであるXboxにとってはちょっとした悪夢だろう。 さっぱり売れない日本市場でのプレゼンスをMSが大金を投じて維持していたのは、中国・アジア市場向けに強いコンテンツを持つ日本のパブリッシャとの関係を切らないためだった。その努力が実を結ばないまま、ライバルがそれを実現しつつあるのだから。