Killzone2・3ディレクイター: VitaはPS3とほぼ同じ性能がある | みらいマニアックス !

Killzone2・3ディレクイター: VitaはPS3とほぼ同じ性能がある

ソニーが催したKillzone 10周年記念のライブストリームで、Killzone2及び3のディレクターを務めたMathijs de Jonge氏は、Killzone: Mercenaryの開発はかなりの難事業だったと語った。

de Jonge氏によればPS VitaはPS3とほぼ同じくらいの性能があり、AAAクラスのゲームをきちんと作ろうとした場合にはPS3での開発とほぼ同じ規模のチームが必要になる。

当時のGuerrilla Cambridgeのチームはそれほど大きくはなく、50名を僅かに超える数の開発者しかいなかった。PS3クラスのゲームを作り上げようという野望は、このために大変難しいものとなった。

de Jonge氏はまた、開発における最初の一年はKillzone 3のエンジンをPS3からPS Vitaにコンバートすることに費やされ、すべてをまとまった形にするのにさらに一年半から2年を費やしたと語った。

Killzone: Mercenaryがこれまでプレイした範囲ではシリーズ中最良の作品であることを考えると、それだけの価値はある年月だったと個人的には思う。





NS: dualshockers  Killzone 3 Director Explains How PS Vita Is Almost as Powerful as a PS3, the Challenges of Mercenary


みらい的コメント:


Killzone: Mercenaryは大変おもしろい。Vita持ちならばプレイして決して損はない作品だ。
ゲームとして面白いだけでなく、グラフィックも非常に美しく動きも滑らかで、「PS3並」という表現でさえ、決して大げさなものに感じさせない。

良作なのは明白なのだが、とはいえ日本では売れないだろうなーとは感じる。

このゲームには男の社会の裏に流れているある種の雰囲気、マチズモというか貴様と俺とはというか、そうした雰囲気が極めて濃厚に漂っている。女性的というか、実のところは恐るべきフェミニンさに満ちている和ゲーとは全く違う。このゲームにはそんなものはほとんどもないからだ。

Unit13、アンチャ、マーセ、重力ダゼ、とVitaにはなにげに良いシューターが登場している。
もっと良さが広く認められてもいいだろうに、と思うのだが。