任天堂Wifiネットワーク構築の舞台裏 | みらいマニアックス !

任天堂Wifiネットワーク構築の舞台裏

IGN’のNintendo Voice Chat podcastの最新号で、GameSpy社の元テクノロジ・ゼネラルマネージャーのTodd Northcutt氏が、ニンテンドーWi-Fiコネクション構築の舞台裏について興味深いことを明かしている。ご存知の方も多いだろうが、WiiやDSの作品のオンライン・プレイが実現された時期、ビッグNはGameSpy社と提携していたのだ。


このインタビューでは次のような点が明かされている:

>カプコンからモンスター・ハンターのゲームのコピーを受け取らないまま、日本でゲームが稼動を始めサーバ容量をカットするまで、日本語を話せるスタッフは居なかった。

>Wiiのスマブラが止まったときにパッチを当てることができなかったので、GameSpy社はサーバサイド(の処理)を全て修正しなくてはならなかった。

>任天堂の2つの別のチームと一緒に打ち合わせをした際、任天堂チームは10分間ほど彼らの間で論争していた。片方はユーザ/ハード別のフレンドコードやメッセージングや招待といったものを入れたがっており、もう片方はそれを嫌がっていたからだ。彼らはずっと日本語で議論していたので、Gamespy社の技術チームは延々と続く議論を黙って聞いているしかなかった。


NS: nintendoeverything  Interesting behind the scenes tidbits from GameSpy about the Nintendo Wi-Fi Connection


みらい的コメント:


インタビューでは、Todd Northcutt氏を「任天堂のオンラインを作り上げた」人と呼んでいる。ヘー。


記事は元々はIGNのNintendo Voice Chat podcastで、その一部をNeoGAF民が取り合げ、さらにそれをnintendoeverythingが取り上げたもの。GAFの記事はこちら。Podcastはこちら