匿名レビュア: 私は任天堂のゲームには低いハードルを当てはめている | みらいマニアックス !

匿名レビュア: 私は任天堂のゲームには低いハードルを当てはめている

「私は任天堂のゲームには低いハードルを当てはめています。

VGRHQのレビュアが、任天堂作品のレビューについて匿名で明かしている。


「説明しましょう。こういうことなのです。AAA級の、今日の莫大な予算のかかった大作をレビューするときには、考えるべきことが山のようにあります。例えば声優の演技、文章表現、キャラクターの演技、リアルなゲーム内の環境の「説得力」、物語の質と筋立て、複雑なキャラクターの成長メカニズムに基づいた深みと没入感、仮想世界が充分に構築されていること、そういったことなのです。

「ですが任天堂のゲームをレビューするときには、(たとえ全てではないにせよ)こうした要素はゲームの一部分ですらありません。つまり何が言いたいのかというと、任天堂のゲームには、評価しなくてはならない点が少ないということなのです。もちろん、マリオの新作は素晴らしいレベルデザイン、操作性、イマジネーション、創造性といったものはあります。ですが、ソニーやMSの側の素晴らしい大作にはほとんど常に存在しているそうした要素が備わっているのでしょうか?ノーです。

「そういうわけで、私は任天堂のゲームには低いハードルを当てはめざるをえないのです。もしもそうすることなしに、PS4やXbox Oneの作品と同じ土俵にWii Uのゲームを立たせてしまえば、私はおそらくWii Uの作品に3点以上を与えることができなかったかもしれません。それは頷けるものではありませんね。


NS: vgrhq  Critic Quote: “I Hold Nintendo Games To A Lower Standard”


みらい的コメント:


「マリオが動いているので10点」と評するレビューは、世の東西を問わないらしい。
だがレビュアにもレビュアの言い分がある。

最高の卵かけご飯と5つ星レストランの最高のコースを比較するのは案外簡単ではない。
特に、家族で和気藹々と食べるのであればなおさらだ。


ここではバッサリ省略してしまっているが、原文にはdisclaimer(免責に関する注記)があり、いかに自分達が任天堂(とその作品)を愛し忠実であるかが非常に長々と書かれている。