Forbs： MSは、Xbox事業を任天堂に譲渡すべき

MSは新しいCEOと新しい会長を迎えた。新CEOは、同社はコアなビジネスに焦点を当てる必要があると言いっている。そしてアナリストも同じことを声高に語っている。

組織の大改革の中で、Xboxは年間あたり20億ドルもの資金をずっと垂れ流してきた。そして2014年初期の結果を見れば、Xbox OneはPS4のわずかに半分、累計でも70%しか売れていない。その結果、Motley FoolにXBox Oneを「全くの失敗」だといわせてしまっている。

Xbox Oneを失敗だと呼ぶには時期尚早かもしれない。だがMSの投資家は、心配しなければならないことが、他にも山ほどあるのだ。

（略）

ゲーミングでの十年間は、MSに全く儲けをもたらさなかった。

MSもそろそろ認めるべき頃合だろう。自社の技術から利益を得る方法を、彼らはわかっていないのだ。それがどんなによいものであったとしても。

MSはKinectをクラウド・サービスに上手く使うことができるし、XBoxのインストールベース（そして開発者コミュニティ）を任天堂に手渡すことができる。任天堂はハードのコストを下げることに集中し、ソニーとの戦いを続けることができるだろう。

選択と集中を好むアナリスト達はMSのそうした動きを支持する。彼らは任天堂の利益と、MSがさらに「集中すること」を応援するだろう。MSは採算のとれないゲームコンソール市場への投資をストップし、より高いリターンを生みだす可能性が高い市場にリソースを使うのだ。

さらに、抜け目ない投資銀行を使うことで、MSはコンソールビジネスの一部を（任天堂の株式の形で）手元においておくことができる。今は「自殺的な」コンソール・ビジネスが将来的にある程度利益を生むようになったら、それを売却することもできる。


スマートな経営とはしばしば、「切り捨てて走り出す」ことだといわれるのだ。


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