グローバル週販分析：11月30日週（VG Chartz）。

米国ではブラックフライデーとなった今週、欧州でPS4が発売された。PS4は欧州での初週に673,354台を販売した。

全体では今週のハードウェア販売は74%増加。対前週での売上は、Xbox Oneを除くすべてのハードが増加した。全体の売上高は対前年比で77%増加。Xbox360、3DS、およびPS Vitaはすべて、対前年比で増加した。

NS：　公式　　Weekly Sales Analysis, 30 November - Black Friday, PS4 Launch in Europe

みらい的コメント： VGの週販分析。微妙に数字を修正してきた。 VGの分析が正しければ、この週の北米のPS4は25万台程度。 40万台の多くが北米であっただろうXB1は、この週、PS4を抜いていたものと考えられる。 PS4の生産量は月産100万台という以前のリークがもしも正しいなら、PS4のグローバル週販は25万台がマックスということになる。（VGの説はこの推測とは一致する） 一方でXB1は、VG推定とMS公式発表がいずれも正しいと仮定すれば、11月30日週以降、週販ベースでは40万台程度を売り上げている計算。公式発表が述べていた通りにロンチ週にXB1が品切れていたのであれば、XB1はPS4の1.5倍の月産150万台程度の供給力があることになる。 おそらく年度内一杯はPS4の供給不足は続くだろう。 となると、本当にXB1がPS4の1.5倍の供給力を持っているのであれば、遠からずPS4を抜く可能性もありうるわけだ。これまでのXB1関連ニュースの矛盾点のいくらかは、XB1の供給力が異常に大きかったと考えるとわりと納得できてしまったりもする。 物量作戦こそがXB1の必殺技だったということなのだろうか？ 数が力とか、まさにメリケンの伝統芸ではある。