WWS吉田氏: ゲームを知らない人が社長なるのが、ものすごく怖かった | みらいマニアックス !

WWS吉田氏: ゲームを知らない人が社長なるのが、ものすごく怖かった

WWS吉田氏がGIのインタビューで:

(GI)「以前に、カズ(平井社長)が担当しているワン・ソニーに言及しましたが...カズが社長に就任したとき、プレイステーションがソニーで地位を占めたという感じがしましたね。

(吉田氏)
「多分欧米的な言い方、かもしれませんね。東洋的な言い方もあり...。そうですね、カズが社長候補の一人であったとき、私は正直に言って、ものすごく恐れていました。エレクトロニクス事業とゲーム事業は全く違います。市場戦略、ビジネスモデル、すべてが全然別なのです。

「私はSCE本社の経営陣の一人でしたので、当時ソニー本社の幹部と何度かかかわりをもったことがありました。ゲームのことが分かる人もいましたが、全く分からない人もいたのです!そして彼らは投資に対して良いとかダメだとか言える地位にいました。事業計画や、投資や、 Gaikaiの買収といったような多くのことについてです。

「SCEの重要な決定の多くは、ソニー本社の承認を得なければならなりませんでした。こういったかかわりがあったので、私は非常に怖かったのです。どうやってゲームが動くのか全く理解していない人もいました。もし彼らが最終決定権を持っていたならば、私たちは彼らに説明し、教育するためにさらなる労力を費やす必要があったでしょう。カズがトップにたってくれて...安心しました!


NS: GI  Shuhei Yoshida: Vita, Vita TV and Sony's future


みらい的コメント:


その意味では、ゲーム・ビジネスにはさして興味もなく、あまり理解もしないであろうトップの下で、MSの箱部門は良くやっていると思う。


原文は長編のインタビューで、非常に面白い。
もしももう少し時間がとれれば、全編をご紹介したいところなのだが・・・。