EA: Andorid版の発売を遅らせるため、Appleはトラック一杯のカネを支払った | みらいマニアックス !

EA: Andorid版の発売を遅らせるため、Appleはトラック一杯のカネを支払った

Andorid版のPlants vs Zombies 2のリリースを遅らせるため、AppleはEAに「トラック一杯の」カネを支払った。このニュースは、EAが開催した同社の内部向けのタウンホールミーティングで明らかになったものだ。Plants vs Zombies 2は、非常に成功し絶賛されたモバイルゲーム、Plants vs Zombiesの続編だ。

中国を除くと、Plants vs Zombies 2はiOSでのみ発売されている。

GiantBombによると、これはEA MobileのFrank Gibeau氏のこの発言を元にしたものだ。

「AppleはAndroid版(Plants vs Zombies 2)を遅らせるため、トラック一杯のおカネを払ってくれました。」

Giant Bombのアップデートによると、Appleはこの件に対するいかなる関与も否定している。だがGiantBombはオリジナルの(EAの)発言はその通りのものであり、記事は訂正しないと主張している。

このような取引に手を染めたことは、Appleが旧来のビデオゲーム・プラットフォームホルダへの道を辿りつつあることを示している。そこでは、自社のプラットホームへの時限独占を確保するためこういった取引は一般的なものなのだ。


NS: Gearnuke  EA says Apple gave them “truckload of money” to delay PvZ 2 on Android, Apple denies


みらい的コメント:


Appleよ、お前もなのか?

本ブログは、こうした契約は業界の悪習であり、非難されるべき暗部だと考える。
自社の利益のみを追求し、消費者の利益を損なうものだからだ。
これを誘導するプラットホームホルダにも、それに乗って時限独占を行うパブリッシャにも同様に罪があると考える。

マルチ化のアプローチには様々なものがあり、こうした独占であっても、結果的に発生することは当然考えられる。だが意図的に消費者の利益を損なうこうした契約がもしあるならば、それは大いに非難されるべきだ。

客を蔑にし消費者に不利益を強要し、どうしてゲームの世界が繁栄するはずがあるだろうか?