PS4: 逆ザヤは一台$60とのリーク。だがソフトとPS+で回収可能の見込み | みらいマニアックス !

PS4: 逆ザヤは一台$60とのリーク。だがソフトとPS+で回収可能の見込み

PS4本体は、ロンチ時点では逆ザヤだ。だがソニーはそのコストはすぐに回収できると見込んでいる。典型的なユーザーであればPS+に入会し、少なくとも一つのロンチタイトルを購入すると見られるためだ。

本社の役員である伊藤氏は、東京本社での本日のインタビューで、Eurogamerにそのようにコメントした。

Eurogamerはさる高位の筋より、ソニーは本体一台あたりおおよそ60ドルの逆ザヤを想定しているとの情報を得ている。この数字を提示したところ、伊藤氏はそれを否定した。だがそれは単に、一般的なユーザーは本体と一緒にそうしたアイテムを購入するという理由によるものだった。

このことからは、ソニーが差し引きで利益を上げるためには、ユーザが一つ以上のロンチタイトルを購入する必要かあるかどうかについてはわからない。分かったのは、平均的なユーザの最初の買い物であれば利益があると、ソニーが見込んでいるということだけだ。なおロンチタイトル一本とPlusサブスクリプションの購入はだいたい同じくらいの価格であり、どちらも$60を超えることはない。

とはいえこれらのアイテムを購入されることがなくとも、PS4はPS3よりも早い時点で利益が発生する、と伊藤氏は結論づけている。

任天堂も、以前にWii Uのロンチでは同様のコメントを行っている。Wii Uは逆ザヤだが、ゲーム一本が購入されれば黒字になるだろう、というものだ。

先月にはSCE社長のAndrew House氏は、PS4のロンチ時点での損失はPS3よりも小さくなると見込んでいると語った。ソニーCFOの加藤氏はこれについて、PS4はPCのようなアーキテクチャを特徴としており(PS3の内部のようなカスタムコンポーネントとは反対だ)、生産コストは「ずっとずっと低い」とHouse氏を補足している。


NS: Eurogamer  Sony expects to recoup PlayStation 4 hardware loss at launch

みらい的コメント:


いいツッコミだ。
この価格で黒字はあり得まい。だが$60程度であれば黒字化は早いことだろう。