PS4@英国戦線: シェア奪回はマスト。一方で懸念される深刻な供給不足 | みらいマニアックス !

PS4@英国戦線: シェア奪回はマスト。一方で懸念される深刻な供給不足

ソニーに近い筋は、供給が見込まれる数量では英国における需要を満たすことはほぼ不可能だろうとMCVに語った。PS4はロンチから最大4ヶ月の間、供給不足に陥る可能性がある。

予約はすでにソニーの当初の予測を超えており、同社はロンチでハードを手に入れたい熱心なゲーマーを失望させないよう、ロンチ当日分の予約受付を中断しなければならなかった。

だがソニーは、潜在的な顧客がPS4を買うことができない場合、彼らは代わりにXbox Oneを選択するかもしれないことを懸念している。

SCEの英国チームは、Xboxから市場シェアを奪回せよとの圧力を受けている。PS3は欧州の多くの地域でNo.1のコンソールだが、UKではXbox 360が大きなリードを保っている。


NS: MCV  PS4 could face four months of shortages


みらい的コメント:


反転攻勢に出るソニーと死守するMSの熱い戦い。

MSにとってUKは欧州最大の拠点であり、大陸欧州の攻略に向けた橋頭堡でもある。ここを陥とされることは決して許されない。逆にSCEEにとって、UKを奪ってMSを大西洋に叩き落としたいところだろう。


供給不足はUKに限ったことではなく、USや他でも同じだろう。

日本のロンチ日程が後退したとはいえ、それでもまだ供給が十分とUKの関係者は見ていない。日本もロンチの供給量を心配したほうが良いのかもしれない。


PS4の供給不足が懸念されてる一方、XB1の供給は少々奇妙な状況にある。

XB1は生産開始がPS4よりも遅い上、パーツ供給が不十分であるというリークや懸念がこれまで何度もでている。PS4よりさらに深刻な供給不足が生じてもおかしくない。

だがMSはこれまで生産/供給上の問題を一貫して否定しており、また小売り関係者のコメントやリークもPS4ほどは出ていない(予約開始時にGame等大手小売りからの公式コメントはあったが、それ以来はあまり目にしていない)。

PS4を遥かに上回るサプライ・リソースをMSが引き当てているのか、供給不足についての情報管制が徹底しているのか、あるいは需要がそれほどないためか。

奇妙と言えば、予約にロンチタイトルを同梱するというのも少々奇妙ではある。
欧州のXB1に、一体、何が起こっているのだろう?