PS Vita: この夏、英国での売上が倍増。メモカの大幅な実質値下げにより | みらいマニアックス !

PS Vita: この夏、英国での売上が倍増。メモカの大幅な実質値下げにより

今年の夏、英国でのVitaのセールスは倍以上に増加し、ソニーはこの携帯機の今後に手応えを感じている。PS UKのマネージング・ディレクターであるFergal Gara氏はこう語った。

「Vitaにとってはいい夏でした。メガパックはセールスが倍以上に伸びた商品の一つです。対前年比の成長としてです。またGamescomではVitaについてのニュースが出ていますが、それはVitaの成長をさらに大きくするでしょう。

Gara氏が述べたように、ソニーはこの成功の多くをメガパックの発売のためだとしている。このメガパックとは、Vitaのゲーム10本をインストールした8GBのメモリカードだ。価格は£35($54.57)。このメガパックは、Vita本体との同梱版として£170($265.06)でも販売されている。同梱版と単体版は、どちらも6月21日に発売された。

SCEE社長兼CEOのJim Ryan氏は、PS4のリモートプレイ機能はVitaのセールスを加速させると考えている。

「32本のPS4ローンチタイトルすべてをリモートプレイできますから、Vitaでプレイできるタイトルはとても充実することになりますね。


NS: Joystiq  Mega Pack, Remote Play boost Vita momentum in UK


みらい的コメント:


散々言われてきたメモカが高いという批判だが、メモカを割安にするための工夫がきちんと結果を出したことによって、その正しさもあわあせて証明された格好だ。

メモカの値段が高いことにはもちろん理由はあるのだろうが、このあきらかなネックに対して、SCEの対応はずいぶん鈍かったと思う。例えばWifi本体+2Gメモカといったパッケージをライト寄りSKU、メモカなしの3G版をコア寄りのSKUに分けるくらいにしてもよかったのではないか。

この分だと、噂される新型Vitaには、いくらかのストレージが内蔵されることになるのかもしれない。(PSPGoのようにだ。Goは決して悪いハードじゃなかったのだが。Vitaのメモカが別になっているのは、Goで羹に懲りちゃったからのデザインなのだろうか?)


あまり関係ないが、GC以来、海外ゲーム関連サイトでは、再びVitaを支持する記事が増えつつある感じ。あいかわらずVitaちゃん愛されてるなあ(あまり売れないけれど)。