PS4のメモリについての問題: ソニーからの公式コメント | みらいマニアックス !

PS4のメモリについての問題: ソニーからの公式コメント

ソニーからの公式コメント:


『ダイレクトな』メモリと『フレキシブルな』メモリに関する誤解について説明いたします。

記事では『フレキシブルな』メモリはOSから借り出されるものであり、OSからのリクエストがあれば戻す必要がある、とのことですが、実際にはそうではありません。


実際の違いは以下のようなものです:

・『ダイレクトな』メモリは、伝統的なビデオゲームのモデルのにおいて割り当てられたメモリで、ゲームプログラムは割り当てられたメモリを完全に制御できます。

・『フレキシブルな』メモリは、PS4のOSがゲームプログラムのために管理するメモリであり、これによりゲームプログラムは、大変便利なFreeBSDの仮想メモリ機能を使用することがでるようになります。このメモリは100%、ゲームプログラムが使うメモリであり、OSが使用することはありません。これはゲームプログラムのメモリであり、開発者がこれを用いることは容易です。


なおシステムによってリザーブされているメモリの量と、またこのリザーブされたメモリの使用目的についてのコメントは控えさせていただきます。



この情報と、『フレキシブルな』メモリの特性を説明しようと名乗り出た新たな情報源に基づいて、今現時点での私たちの見解は、開発者向けの従来通りのメモリは4.5GBであり、ソニーが説明したフレキシブルなメモリがそれとあわせて存在するというものだ。

私たちの理解では、『フレキシブルな』メモリとは1GBの仮想メモリ空間であり、それが2つのメモリ領域に分割されている。512MBのオンチップメモリ(これは物理的なメモリ領域だ)と、これとは別の512MBの「ページされた」メモリだ。これはおそらく、Windowsがファイルをスワップするようなものだろう。だがはっきりさせておくと、PS4のGDDR5の8GBメモリのうち、5GBが開発者が使えるようになっているというのが私たちの考えだ。

良いニュースは、メモリの量は固定されたものであり、私たちの元の記事で述べたように、OSが決定するものではないということだ。開発者にとっては、はるかに使いやすいものであるだろう。


NS: Eurogamer  PlayStation 4 gives up to 5.5GB of RAM to game developers