レポート： PS4カメラを外したのはXbox Oneよりも安くするため

IGNに近い情報源によると、PS4カメラが全てのPS4に同梱されていないのは、元々の価格である$499から$100下げるためだったとのことだ。元々の価格である$499はXboxのOneと同じ価格だ。

ソニーは小売に、カメラは同梱されないとだけ伝えている。だが低い価格については詳細を伝えてはいなかった。Xbox Oneを発表する前に、MSにこのことが漏れることが無いようにするためだ。

この情報は、これまで様々なソニー幹部が語ったこととは反している。
特に、以前特に吉田氏が言ったことに対しては。

IGNは、カメラを別売りにすることでソニーはMSを「負かした」かもしれないが、一方でソフトウェアによるサポートはいうまでもなく、消費者がカメラを採り入れることを減らしたと指摘している。


NS：　vg247　　Sony declined to bundle PS4 camera in order to best Xbox One price – report

みらい的コメント： 可能性がないとは言わないが、ソニーのストーリー（$399が当初からのターゲットだった）ということのほうが遥かに説得力がある。 むしろおもしろいのは、こういったデバイスの重要性に対する評価かもしれない。 MSはこのデバイスが$100以上の満足を消費者に与えると考えたし、ソニーはそう考えなかったというわけだ。Wii Uにおけるタブコンとよく似た話だ。 元記事IGNはどちらかというとソニーに辛いようだ。 http://www.ign.com/articles/2013/06/26/sony-sacrificed-the-playstation-4-camera-to-beat-microsoft-on-price Forbsもこのレポートを取り上げているが、こちらはソニーに好意的だ。 http://www.forbes.com/sites/davidthier/2013/06/26/how-sonys-ps4-beat-the-xbox-one-on-price/ 個人的にはForbsの見方に賛成だ。 コンソールの機能と価格のバランスという点で言えば、ソニーの判断が現実的だろう。 モーション制御とかナチュラルUIは個人的には非常に好きだ。 だが、MSの判断は少々夢を追いすぎているように思う。 UIとしてのKinectは、ソフトウェアがもっと賢くならないと真価が発揮されないだろう。 ゲームデバイスとしてのKinectは、それを活かす（ゲームの）システムが伴わないと無意味だし、従来型のゲームにとっては足かせでしかない。 いずれにせよ、$100分のメリットを消費者に提示することはまだ難しいと思う。