米下院で、アンチKinect法案「お前を見ているぞ法」が提案される | みらいマニアックス !

米下院で、アンチKinect法案「お前を見ているぞ法」が提案される

先週のE3でXbox Oneとセンサーが(ほぼ)常時オンとなっているKinectをゲーマーに売り込む際に、MSは厳しい試練を受けた。今週、一組の議員が、次世代コンソールの監視機能をその発売に先立って阻止しようとしている。

Mike Capuano議員(D-MA)とWalter Jones議員(R-NC)は、「お前を見ているぞ法(We Are Watching You Act)」を先週提示した。カメラやマイクを内蔵しているDVRボックス(または同様のデバイス)から、消費者のプライバシーを保護するためだ。

人気のFiOSのサービスを提供するVerizonは、2012年にビデオとオーディオのモニタリング機能を備えたDVRの特許を出願している。だがこの時点では、そういったDVRが開発中であるのかは不明だった。このため今のところ「お前を見ているぞ法」は、完全にアンチXbox Oneの法案だ。このハードのKinectセンサーは、この法案の要件を満たしている唯一のデバイスであるためだ。

(略)

この法案が面倒なことになるのは、こういった点だ。

この法案は消費者を監視するデバイスを販売するメーカーに対して、監視機能のない同様の装置を開発し、同様に提供することを求めるだろうということだ。そうなるとXboxは2種類必要となってしまう。


NS: warpzoned  Congressmen propose “We Are Watching You Act,” an anti-Kinect bill


みらい的コメント:


ごく最近まで、政府による個人情報の収集疑惑についての騒ぎが米国で猛威を振るっていた。
この法案はその影響で出されたものだろう。
泣きっ面に蜂の出来事で、MSにとっては非常に不運な巡り合わせだ。

これに先立つ開発期間も含め、次世代箱は非常にツイていない展開が続いている。

MSはコンテンツ業界へのトップセールスを盛んに行っているようだ。
彼らは現在の劣勢をひっくり返すことはできるのだろうか?また、もし画期的な提携ができたとして、それは間に合うのだろうか?