Xbox Oneのエンジニアからのメール(1): かかってきな、Steam | みらいマニアックス !

Xbox Oneのエンジニアからのメール(1): かかってきな、Steam

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>我々はストーリを話すのは苦手だ。 ディスクベースからクラウドベースに切り替えること、DRMでなにより重要な点は、次のようなことをなくすことだ。ディスクの交換、ディスクのコピー、友達の家にディスクをもっていくこと、糞みたいな値段でディスクを下取りに出しデベロッパには一銭も入らないこと、そしてゲームが高いこと、そういったことだ。$59.99よりも安いゲームが欲しいなら、なんとかして中古のゲームを制限しなくてはならない。Steamのモデルは、中古ゲームを制限するモデルだ。

>要するにDRMは、本当に本当にSteamのようなものなのだ...ユーザはどこででもログインしてゲームをプレイでき、家にいる人はだれでも家庭のXboxでプレイすることができる。ただ一つ違うところは、Steamではユーザはプレイ前にサインインする必要があり、Xboxはユーザにかわって (24時間に一回)それを自動でしてくれることだ。

>ちょうどSteamのようなロングテール戦略なのだ。Steamでも同様に、当初には糞DRMについて産みの苦しみがあった...デジタル・ダウンロードについて、Steamは当時、まったく本当の競争をもたなかった。彼らのライバルはパッケージだった。当時人々はSteamにかなりイラついていた(4chanでもだ...)。ソフトのシェアの防ぐためのDRMのあるデジタルのマーケットプレイスがロックダウンされて初めて、彼らは糞安い割引をすることができたのだ。

>考えてほしい。Steamでユーザは、ゲームを本当のコストである$5~$30で手に入れる。コンソールではユーザはそれを払い、さらに売り/下取り/貸し出し/といったライセンス費用を支払っている。もしデベロッパやパブリッシャが、その追加費用を(Steamのように)を得られない場合、彼らは最初の購入者にもっと多くを請求することになる...。もし我々が「ねえパブリッシャさん、ゲームの価格を39.99に抑えるなら、ユーザがライセンスを渡すごとに、パブリッシャが$10ドル、GameStopが$20ドルを手に入れられるようにしますよ」と言ったなら、それはまともなモデルではないか...。今は最初の1回きりのところを、MSは最初とそれ以降のゲームの購入からライセンス料を徴収する。売上の増加だ。

>競争は最高だ。両方を新たな高みに駆り立ててくれる。冷戦時代からの技術を見てくれ。もしソ連がなかったなら、今日の暮らしはもっと悪かっただろう。長文失礼。かかってきな、Steam :)


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