PS4はXbox-Oneよりも50%以上高性能。この差はなぜ生じたか? | みらいマニアックス !

PS4はXbox-Oneよりも50%以上高性能。この差はなぜ生じたか?

PS4はグラフィックにおいて、Xbox Oneよりも「50%以上高い性能」があるそうだ。

Eurogamerによる詳細なハードウェア比較は、2つのシステムの間でGPUの差を明らかにしている。
Richard Leadbetter氏は書いている。

「Xbox OneとPS4はいずれもRadeonのGCNアーキテクチャに基づいていることが知られています。そしてそれぞれの演算基はクロックあたり64処理が可能であることも知られています。

「それで、ハードで明らかになった点(OneのGPU構成が明らかになったので)から推定します。クロックあたり64処理が可能な12基の演算基を持つことで、MSの発表からすると合計768であることになります。その延長線上で言うと、Xbox OneのGPUは1.2テラフロップであるものと考えられます。

「このことは、リークしたDurangoのスペックが、最終的にXbox Oneアーキテクチャとなったことに関する別の傍証になりますし、PS4のGPUが18の演算基を備え、Xbox Oneよりも50%以上高い性能があるという上での根拠なのです。


PS4がXbox OneのGPUがよりなぜ高性能なのかについて、Leadbetter氏はこう考えている。

MSは開発の初期段階で8GBのDDR3をメモリとして選んだが、それはマルチタスクをリッチに行えるようなOSを備えるというゴールを実現するためのものだ。

だが「現実的なボリュームの次世代DDR4」は現時点では利用できない。そこでMSは、データを転送する際にDDR3のメモリがボトルネックになるの避けるため、「複雑なアーキテクチャ」を組立なくてはならなかった。

ソニーは、PS4を設計する際、大きなメモリを持つことには重きを置いていなかった。逆にグラフィックを向上させるために、ダイ(チップ)のスペースをより多く使えるようにしたのだ。

またそうしたシンプルなアーキテクチャを採用したことで、ソニーはPS4の発表に近くなってから、RAMをアップグレードし、MSの8GBに合わせることができたのではないだろうか。


NS: Digital Spy  PS4 has "50% more raw power" in graphics than Xbox One, says report