インディーズ開発者: iOSやAndroid向けより、Vita向けに開発したい(1) | みらいマニアックス !

インディーズ開発者: iOSやAndroid向けより、Vita向けに開発したい(1)

今日のGDCで、Vitaでの開発についてのパネルが開催された。ソニーの主催ではなく、Vitaでの経験豊かな開発者によるものだ。

パネルの参加者は、Bobby King氏 (The Pinball Arcade)、Richard Hogg氏 (Frobisher Says)、Brian Provinciano氏 (Retro City Rampage)、Chris Harvey氏 (Guacamelee, Tales From Space: Mutant Blob Attacks、Drinkbox)ら4名。

この参加者により、ソニー及びVitaでの作業経験についてのディスカッションが行われた。パネルの司会は、Vita向けにRunner2を開発中のGaijin GamesのAlex Neuse氏だ。

圧倒的な意見は、小規模な開発者にとって、Vitaに向けの開発は素晴らしいということだ。

これは様々な理由がある。iOSとAndroidのアプリストアで見られるようにはマーケットが飽和していないことは、理由の一つだ。
さらに言えば、Vitaで開発するのが簡単なのもその理由だ。Provinciano氏は、Retro City RampageのVitaへの移植版をたった一日でプレイできる状態にまで持って行くことができた。Frobisher Saysでは、開発キットを受け取ってから最終ビルドを提出するまでの開発期間が8ヶ月しかかからなかった。

Hogg氏は「プログラマーとしては(ニンテンドーDS向けの開発は)私の人生で最も惨めな時期の一つ」だったが、Vitaはその反対だったと語った。

含めて参考になることには、ソニーの開発者サポートチームへのアクセスがある。
このチームのメンバーは、Frobisher Saysのクレジットに掲載されている。ゲームの開発における、疲れを知らぬ素早い支援によるものだ。

次の作品をVitaに出す予定があるか、とNeuse氏が尋ねた際、4名は全員即座に頷き、前向きだとはっきりと答えた。実際、King氏によると、FarSight Studiosは、Vitaに向けの未発表の新しいIP(アクションパズル)に取り組んでいる。


そういうわけで、さらに多くのゲームが登場する。

このことは今週の初めに明らかになっていた。いずれも素晴らしい移植作品(Spelunky, Hot Line Miami)や、Luftrausers、Dragon Fantasy: Book II、これまで話の出ていたGuacamelee等が発表されている。

Vitaのため披露されたこれらのゲームは全て欲しいくらいだ。一般的になったクロスバイというオプションによって、これらの作品はさらに魅力的になっている。


NS: Destructoid  Indie developers prefer Vita development to iOS, Android