Braid開発者: 厳密に言えば、次世代Xboxはゲームのためのハードではない | みらいマニアックス !

Braid開発者: 厳密に言えば、次世代Xboxはゲームのためのハードではない

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Jonathan Blow氏はBraidを開発した独立系のゲーム開発者だ。彼はソニーのPS4の発表において新作のThe Witnessを発表した。PS4独占のタイトルではないが、ソニーのプラットフォームで最初にロンチされる。

Edge Onlineとの最新のインタビューでBlow氏は、新しい未発表のXbox 360の後継機は「厳密に言えばゲームのためのハードではない」と指摘し、その結果がThe WitnessのPS4でのロンチにつながったのだと話している。

「私にとって、Xbox 360の後継ハードは厳密にはゲームのためのハードではありません。リビングルーム(の中心)のハードです。良いハードですし、ビジネスの上手いMSにとっては適切なハードなのでしょう。分かりませんが、(そのハードはゲーム機だと)そうは思いません。MSはそのハードについて私よりももっとよく考えているのは確かでしょうが。

Blow氏は続けて、かつてのMSとの仕事上の関係について語った。

「私は以前、MSと一緒に働いてつらい時間を過ごしました。ものすごく酷いというわけではなかったのですが、ビジネス上の関係という意味ではかなりキツい時間でした。私の友人である他の開発者達も悲惨な目にあっています。MSと再び契約するという考えをすっかり排除しているということはないのですが、もう一度MSとやることには、かなりの恐れをもっています。

彼はしかし「ソニーには(そういう気持ちを)」持ってないと述べた。彼は続けて「終わりになれば、結局同じように悪いということが判明するかもしれません!誰にもわからないことです。しかし、私はそうは思ってはいません。」


NS: IGN  Braid Dev: New Xbox 'Not Strictly About Games'


みらい的コメント:


バルマー氏がXbox部門を乗っ取って以来、Xboxは大きく変化してきた。コア向けのゲーム機から、リビングの中心を占めるメディア・プレイヤーへの変化だ。

Braid氏のコメントも、その意味では違和感のない内容。これまでにあった次箱の性能についてのリークも、結構当たっているのかもしれない。

また、MSとのインディーズの関係についてのコメントも面白い。

ソニーと任天堂に対してインディーズが好意的なコメントを出すことが増えている反面、MSについての否定的なコメントが多くなっているように思われる。

MSのような会社が、そうそう簡単に社内のポリシを変えるとは思われない。

となると、MSを見限るインディーズが増えたのか、あるいは他のプラットホームがMSのサービスを追い越したのか、そういったことが起こっている可能性がある。

当時は革命的だったXBLAだが、そろそろ古くなってきているということなのだろうか?