ソニー・WWS Michael Denny氏インタビュー: PS4での中古取り扱い、他 | みらいマニアックス !

ソニー・WWS Michael Denny氏インタビュー: PS4での中古取り扱い、他

WWSのMichael Denny氏(VP)がCVGとのインタビューでコメント:


Q(CVG):PS4ではデベロッパとの連携が意識されているようだが。
A(Michael Denny):まさにその通り。開発者コミュニティと最高のクリエイタに参加してもらうことが最重要なのだ。

Q:これまでよりもさらにオープンなプラットホームになるのか。
A:そうだ。最高のコンテンツを提供するためには単にオープン以上のものにならなくてはならない。

Q:5つのキーワードは、PS4のソフトウェアにとってどのような意味があるか。
(Simple, Immediate, Social, Integrated, Personalised)
A:ソフトウェアだけではない。ゲーム体験全体にとって重要なものだ。

Q(CVG):次世代になると、パブリッシャとしてのビジネスはどう変わるのか。
A:内容によるので一概には言えないが、PS4でのコストは現世代とさして変わらないことをしれば、みな驚くだろう。

Q(CVG):The Witnessは時限独占だ。ハードを普及させる上でタイトルの独占は重要だと思うか。
A:重要だと思う。

Q(CVG):WWSの各スタジオは、PS4への移行についてはどんな状況か。
A:PSMでの発表以外にもWWSはPS4向けタイトルを数多く開発中だ。

Q(CVG):DestinyとWatch DogsはPS3とPS4両方で出るのか。世代を跨ぐタイトルが多くなると思うか。
A:パブリッシャの問題だ。量が出せるPS3と、クオリティが出せるPS4の両方をやってみたいというのは大変理解できる。

Q(CVG):ソニーとしてはどうするか。世代を跨ぐタイトルを出すか。
A:1stパーティとして、プラットホームにとって一番よいようにしていく。

Q(CVG):新しいコントローラのデザインにはWWSの意見がどのくらい入っているか。
A:大変多くだ。コントローラは極めて重要だからだ。

Q(CVG):コアなゲームにおいても、ライトバーやカメラは必要なのか。
A:そうだ。時間がたてば明らかになるだろう。

Q(CVG):中古問題についてはどうか。禁止するのか。
A:
非常にな重要な問題だ。このことはこれまでずっと訊かれてきたし、これからもそうだろう。誰しもが正確なスタンスがどんなものかを知りたいからだ、ということは理解している。
今時点で言えるのは、発表は、PS4についての私たちの理念やビジョンについてのものだったし、私たちがゲーマーのことを第一に考えたいと望んでいること、なぜ開発者コミュニティを取り上げたかということについてのものだった。
これらの点との関係では、当然ながら、私たちはゲーム開発者コミュニティが何を望んでいるか、また業界のより大きな問題と関係しているかについてよく考えている。この点は近いうちにもっとあきらかになるだろう。

Q(CVG):今は言えないということか。
A:これ以上の発表やコメントをしたいと感じてはいない。それは大変重要な問題だし、もちろん我々は正しいことをやろうとしているということを言いたいだけだ。

Q(CVG):WWSのタイトルのオンライン機能にとって、PS4はどのような意味があるか。
A:PS4自体には後方互換性はないが、Gaikaiの技術で過去の作品はプレイできるようになる。

Q(CVG):PSN作品はどうか。これには後方互換性を持たせないのか。
A:PS3のタイトルについては後方互換性はない。

Q(CVG):PSN作品の後方互換性について、現時点では何の保障もできないということか。
A:PS4について明らかにしていない重要な点はまだ多いが、近くこのような点について発表していきたい。

Q(CVG):PSMでは多くのことが明らかにされた。まだ隠し玉を用意しているのか。
A:もちろんだ。


毎回のことではあるが、念のため注記。
上記には、元記事の記述を本ブログの理解する範囲でサマリーした表現が含まれる。正確な発言内容を知りたい向きには、原文の参照を推奨する。


NS: CVG  Interview: Sony's Michael Denny on PS4