北米王者交代の予測: 2017年迄にXboxがWii越え。凋落の原因は任天堂自身に | みらいマニアックス !

北米王者交代の予測: 2017年迄にXboxがWii越え。凋落の原因は任天堂自身に

DFC Intelligenceの最新のレポートより:

「すばらしいことに、市場にあった七年間を通じ、Xboxが星のように輝かしい成功を収めたことについてMSは誇張する必要はありませんでした。この世代においては、WiiではなくXboxが米国で最も売れたコンソールとなるでしょう。

2017年までにXboxは米国で4,600万台以上が販売されるものとDFCは予測している。一方でWiiが4,200万台をわずかに上回り、ソニーのPS3はそこから下がって3,350万台となっている。

「驚くことに、Xboxがテイクオフしたのはライフサイクルの後期でした。過去2年間のMSとXboxの成功は、ゲーム業界のガードの激しい変化を強調しています。その多くは過去3年間、ゲームの売上が着実に減少していく中で成し遂げられました。

MSが躍進した一方で任天堂は急激な減少を示し始めており、Wii Uは期待されているほどには助けにならない、とDFCは指摘している。

「現実には旧式になったコンソールと、さらに重要なことには任天堂の崩壊が減少の主な原因でした。

「MSとは違い、任天堂は大幅な悪循環に陥っており、そのほとんどは任天堂自身が原因です。任天堂はWii Uについて、Wiiのロンチよりも多くの売上をあげたことだけを都合よく取り上げています。当然ながら、Wiiはロンチ時に供給が不足した状態にあり、(Wii Uよりも)低い価格で販売されていたため、これは驚くべきことではありません。

現実には多くのWii U本体は、年末には小売店の棚に売れ残っていました。消費者はこれまで以上にゲームを愛しています。しかしゲーム業界の新しい秩序は、任天堂や他の大手ゲーム会社にとって、苦痛に満ちたものであることが明らかになりつつあります。それは市場の変化に、結果となってあらわれているのです。


NS: Gamesindustry  Xbox 360, not Wii, to win this console generation


みらい的コメント:


鬼武者も驚くバッサリ感。

これまでは迂闊なコメントを控えていた任天堂ベアなアナリスト諸氏が、年末のセールスが期待に沿わなかったことで、安心して見切りをつけているのかもしれない。