脅威の中華ゲーム市場: 2012年度に8,500億円規模、日本市場を追い抜く(!) | みらいマニアックス !

脅威の中華ゲーム市場: 2012年度に8,500億円規模、日本市場を追い抜く(!)

昨年の中国のゲーム業界は対前年比で35.1%成長し、合計売上は推定で97億ドルに達した。

Techwebが発行した「2012年中国ゲーム産業レポート」に発表されたデータによると、総売上の90%をオンラインゲームが占め、売上は約91億ドルとなった。

モバイルのゲームは中国では依然、初期段階にあり、2012年における売上は5.2億ドルに過ぎない。
ゲーム専用ハードウェアに由来する売上は残り0.1%だ。これは一つには中国市場のコンソールをリリースする際の法的な規制のためだ。

「2012年中国ゲーム産業レポート」は、さらに今後数年間の飛躍的な成長を予測している。
年あたり12.4%に達する成長率により、中国ゲーム産業は、2017年の終わりまでに217億ドル(現在のレートで1.8兆円)の売上に達するものと見込んでいる。

今年の中国における主なトレンドの一つは、既に進行中のスマートフォンの爆発的な拡大だ。
これはアップル製品の巨大な人気によって証明され、手頃なAndroid端末の増加で動機付けられている。


NS: Gamesindustry  Chinese games industry hits $9.7 billion in 2012


みらい的コメント:

2017年に1.8兆円?ムチャクチャである。

ちなみに国内の2012年度ソーシャルゲーム市場は3,429億円、2011年度のコンシューマのソフトの市場は2,722億円。

Inside-Games 2012年度のゲーム国内市場規模はソーシャルゲームが家庭用を上回る見込み

ソフトだけに限定すれば、昨年既に、中国は日本市場を規模で上回っていたわけだ。
恐るべし中国4,000年。

前エントリ「知られざる中華ゲーム市場:せっかちで見栄っ張りな中華ゲーマを攻略するには」では、もっとミクロな視点から中国オンラインゲームの現状をご紹介している。こちらももあわせてどうぞ。